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【有料記事】コラム◆牛歩の証明なるか。もし城福浩監督を信頼するとするなら、根拠はやはり甲府時代に求められるだろう、という話(2016/04/25)

FC東京が降格した2010年の途中まで指揮を執っていたことで、城福浩監督に向けられる視線は最初から厳しい。それを承知で今シーズンの監督に招いたのは、城福監督が以前のままではなく、ヴァンフォーレ甲府時代を経てきている、ヴァージョンが更新された城福監督だからだ、という認識がクラブにあるからだろう。

就任一年めで甲府をJ2優勝、J1昇格へと導いた2012年に興味深いデータがある。
24戦無敗。
6月13日の第19節対水戸ホーリーホック戦から、11月11日の第42節(最終節)対京都サンガF.C.戦にかけて記録したものだ。

ターニングポイントとなったのは5月6日の第13節対京都サンガF.C.戦だった。ホーム山梨中銀スタジアムに、

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