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【有料記事】梶山陽平の戦術眼は苦境の東京にどのような影響を与えるか。対甲府戦直前、4月22日と23日の取材内容を交えて考える(2016/04/27)

20日水曜日のACLと24日のJ1、二試合の先発メンバーを比べたとき、明確なちがいがあるのはボランチだった。ハ デソンから梶山陽平へ。対全北現代モータース戦でハ デソンの守備力がネックになっていたと考えれば、この交替には妥当性がある。急ピッチで実戦に復帰したハ デソンをじっくりと小平で調整させる目的もあったようだが、いずれにしても、守備力向上とゲームコントロールを期待して梶山の起用に踏み切ったことに変わりはない。梶山を業師のイメージで捉えているひともいるかもしれないが、フィジカルが強く中盤のスクリーンとして一定の信頼がおける選手という一面もある。

ACL第5戦の梶山はベンチに座ったままで、出場機会はなかった。あの試合をどう観ていたのか。22日の小平で訊ねると、梶山は非常に丁寧に答えた。

「(水沼)宏太がウラに走っていいかたちで抜け出しているのはありましたけれど、後半は交替しちゃってそういう走るひともあまりいなくなって。後半は押し込めていたんですけれども、

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