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安斎颯馬、脚が攣った佳史扶を先に交代させて……自らは終了間際までプレー、昨年デビュー戦での5失点大敗のリベンジを果たし、第二のスタート地点に立つ【2024 J1第12節vs.北海道コンサドーレ札幌(AWAY)】

 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 FC東京は5月6日、札幌ドームでJ1第12節に臨み、北海道コンサドーレ札幌と対戦。1-2のスコアで勝利を収めた。3連勝はコロナ禍中だった2022シーズンの第3節から第5節にかけての3試合以来約1年10カ月ぶり。他会場の結果を受け、5位だった順位を4位に上げた。
 
 後半に白井康介と原川力がピッチサイドで準備をしている段階では、原川が仲川輝人と、白井が安斎颯馬と交代する予定だった。しかし安斎は下がらず、白井はバングーナガンデ佳史扶との交代でピッチを踏むことになった。後半26分のことだった。
 
◆佳史扶にけがをされても……
 
 じつは交代選手の変更は安斎の申し出によるものだった。
 
「テルくん(仲川輝人)が倒れている時に、佳史扶くんが脚を気にしているのが見えて。自分はもうちょい行ける自信がありましたし、佳史扶くんとその(交代する)前に話して、『攣っているか?』という話をしたら、まあ、攣っていて。けっこうもも裏を結構もも裏を抑えていたので……自分が交代するより(佳史扶を先にと)、自分はまだ行けたので」

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)

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