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【今週の小平】レポート◆代表選考の渦中で平常心を保つ武藤嘉紀(2014/08/27)

レポート◆代表選考の渦中で平常心を保つ武藤嘉紀

すわ代表入りか、と、方々から聞こえてくる大合唱にも、武藤嘉紀の表情は微動だにしない。
「全然、意識していないです。ふだんと変わらずすごします」

鹿島アントラーズとの一戦に向けて準備に励むFC東京イレヴン。代表のことを考えても、眼の前からはそのことが外れがちだ。
「いずれにしろやることは変わらない。試合で結果を出すためには、練習からしっかりしないといけないので。(28日の代表選考の)結果にかかわらず、練習にしっかり集中して臨みたい。
周りの声も、レベルが高くなれば高くなるほど、プラスの声だけでなくマイナスの声も増えてくる。そんなことをいちいち気にしていてはだめだと思うので、そういうこと(日本代表選考をめぐる喧騒)で自分のプレーが変わらないようにしていかないといけない」

むしろ受験のときのほうが緊張した、という武藤の感覚は、いい意味で学生のものなのかもしれない。そしてそれはサッカー選手として望ましいものでもあるのかもしれない。
「受験のときは入試もそうですが、特に発表のときに緊張しました。いまとは全然ちがう。いまは全然どきどきしないし、自分でもびっくりするくらい緊張しない。

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