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【今週の小平】コメント◆直前コメント/マッシモ フィッカデンティ監督、森重真人、武藤嘉紀(2014/08/14)

コメント◆直前コメント/マッシモ フィッカデンティ監督、森重真人、武藤嘉紀

首位サガン鳥栖との決戦が近づき、小平にいい緊張感が漂っている。
遠征地への出発を翌日に控えたFC東京は14日、夕方の16時から、湿度の高いコートで、雨にさらされながらトレーニングに取り組んだ。
負傷したらしい東慶悟がチームメイトとスタッフに担がれながらクラブハウスをあとにするアクシデントもあった(故障の程度は不明)が、全体としては概ね順調に準備が進んできているようだ。

本来、戦い方には口を閉ざすべき状況ながら、それが明々白々な鳥栖のクロスに対しては、マッシモ フィッカデンティ監督は「いつも以上に警戒が必要だ」と認めた。

中断明けの東京を象徴する存在となってきた武藤嘉紀は「とにかく勝たなきゃいけない。
レッズと鳥栖に勝つことによって自分たちは上に行けるわけだから」と、上位との試合がつづくカレンダーへの意識を隠さない。そこに「まずは眼の前の試合を……」といった遠慮はなかった。

ディフェンスリーダーの森重真人は「いつかは失点する。しかしそのときに焦る必要はない」。

これまでと変わらない黙々とした準備のうちに、積み重ねが根拠となった野望がちょろちょろと浮かび上がってくるかのような談話の数々。これはブレイクスルーの予兆なのかもしれない。マッシモ フィッカデンティ監督、森重真人、武藤嘉紀の談話をお届けする。

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○武藤嘉紀の談話

点を決めます。
とにかく勝たなきゃいけない。
レッズと鳥栖に勝つことによって自分たちは上に行けるわけだから。
何がなんでも上位進出のためにも次の鳥栖戦がいちばんのヤマ場だと思うから、自分は勝利のために、点を獲るにしてもアシストをするにしても、勝利につながる働きをしたい。
それ以外にも、泥臭くやるところだったりからだを張るところでも、自分より、チームの勝利につながるプレーをしたいと思います。

(残り 1752文字/全文: 2545文字)

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