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【コメント】◆徳永悠平、森重真人、武藤嘉紀、権田修一、中村北斗(大宮)「声を出し、最悪0-0でということは話していたが、やられたら意味がない」(徳永)J1第12節東京対大宮[4,628文字](2014/05/07)

【コメント】◆徳永悠平、森重真人、武藤嘉紀、権田修一、中村北斗(大宮)「声を出し、最悪0-0でということは話していたが、やられたら意味がない」(徳永)

◯中村北斗(大宮アルディージャ)の談話

――前半は高い位置でボールを獲れたり、その辺りの手応えは。
中村北斗 いつも以上にラインが低かった。自分が思っている感じの5バックのイメージ。いままでラインが高すぎてウラをやられることがあった。きょうも1本くらいはあったと思うんですけれども、少なかったと思う。全体的に下げられているなと。ボールがうしろに下がっても……いつもだったらたぶんラインを上げているんですけど、きょうはそんなに上げずに、マークを気にしながらやれていたのは、守備的なポジショニングでは、よかったのかなと。攻撃的に行くときに、距離感だったり、クリアなのかつなぐのかが全然だめだと思うので、そこを突き詰めないと、なかなか。東京のミスに助けられた部分も多いと思うし。クリアの切り方だったりというのは、考えないといけないかなと思います。

――後半には奪って最初のパスで獲られるところがありました。
中村北斗 そうですね。それは、ダイレ(クト)を選ぶが悪いわけではないと思うし、練習して精度を上げないといけない。チャレンジしていることはいい。ミスを少なくすることが勝ち試合につながるとも思うので、それは怖れずに。

――試合が終わったあとにFC東京のサポーターに挨拶に行きたいと言っていましたが、実際に行ってみてどうですか。
中村北斗 五年間ありがとうございましたと。そういうイメージで。雰囲気悪かったんでね、ブーイングのあとに行ったので、いつ行こうかなと。待ちすぎてもあれだなと、みんな(FC東京イレヴン)が挨拶したあとに行ったんですけど。
(移籍のときに)挨拶らしい挨拶ができていなかったので、こういう場を借りて。東京の応援をしているひとたちにも感謝をしたいというか、恩返しを。けがから治ったあとの姿をあまり見せられなかったので。

――愛されているという感じは。
中村北斗 あまりないですね。

――えー? 嬉しかったでしょう。
中村北斗 いままであまり感じたことはなかったです。きょうは感じました。特に期待はしていなかった。ブーイングされても挨拶に行こうと思っていたから。もしブーイングされた場合は、挨拶に来ただけですよ、って言って帰りますよ。

――持っていたユニフォームは交換したやつ?
中村北斗 そうそう。(河野)広貴と交換したので。

――なかよしの。
中村北斗 はい。

――彼も大活躍で。
中村北斗 そうですね。きょうも右足じゃなかったら入っていたでしょう、あいつ(河野広貴)。右足でよかったです。

――というところも含めて、味スタに来て感じるところは何かあったんじゃないですか?
中村北斗 ホームで……東京でやっているときよりプレッシャーがなかったですね。ホームだったらプレッシャーを感じていいプレーをしないと、と思っていたので。きょうはなんていうかな、やってやろう、見返してやろうという感じの気持ちが強かった。
ボールがなかなか来なかったですけど、来たときは仕掛けたりとか、できていたと思うので。少ないなかでも、もうちょいチャンスがつくれればいいかなと思います。

――次はホーム(大宮)のサポーターの前で勝ちたい、勝たなきゃ、という気持ちが?
中村北斗 それは、そうですね。ゴールデンウイークとかはいちばんひとが来ると思うので、そこで勝つことで、また観に来ようということになる。
次はさいたまダービーで自動的にひとは来ると思うんですけど、さいたまの戦いなので、がんばりたいと思います。

――ダービーには特別なところがありますか。
中村北斗 うーん、どうだろう。選手も特別に思わないといけないのかな。というふうに思います。あまり特別視はしていなくてサポーターの戦いという印象が強いので、サポーターのためにもがんばろうという気持ちがいつも以上に出なきゃいけない試合なのかなと思います。

◯森重真人の談話

きょうはほんとうに申し訳ないという気持ち。ぼくはそのひとことしか、言うことはないですし。次にすぐ試合が来るのでそこで取り返したい。あしたしっかり切り換えて、またトレーニングしたいなと思います。

失点は完全に自分のミス。そこは反省するしかありません。自分のなかで(吉本一謙に任せるか自分で行くか)迷った部分があったので。自分の判断のミスだったと思います。ふつうにクリアしていればよかった。

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