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「代表に選ばれるような選手たちと競ってそれに勝っていこうという気持ちはまだあります」(加賀)【今週の小平】塩田仁史、加賀健一、権田修一、ランコ ポポヴィッチ監督 [2,445文字](2013/08/15)

◆四人のGKチーム

8月15日、FC東京は小平グランドで夕方16時から一部練習をおこなった。
日本代表に招集されていた森重真人、高橋秀人、権田修一、韓国代表に招集されていたチャン ヒョンスも合流した。

ユニバーシアード日本代表ゴールキーパー圍(かこい)謙太朗(桃山学院大4年)が練習参加していることに加え、権田が戻ってきたことでキーパーが四人に。ゴールキーパーチームによるボール廻しも心なしか華やかだ(⇒写真)。
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◆ウルグアイ戦から学ぶこと
権田はウルグアイ代表を目のあたりにして「ちょっとびっくりしました」と言う。
「ブラジルは巧いからそんなに個で来ないじゃないですか。周りを使いながらいちばんいい状態の技術を発揮するというイメージがあったんですけれども、ウルグアイは、たとえばスアレスは状態が悪くともひとりで打開していた。日本人でもああいう選手が出てきたら強いな、と。(本田)圭佑くんはそういうタイプかもしれないですね、ボールを持ったら自分で仕掛けていく。FC東京で言えば三田がそうですね」

そのウルグアイから何を学ぶか。
「センターバックが引き出されずに真ん中で跳ね返す。サイドに出たときは激しいスライディングをしてでもタッチで切って終わらせる。ウチのセンターバック、森重もヒョンスも(⇒写真)真ん中で跳ね返す選手たちなので、そういうところを増やすように」

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対川崎フロンターレ戦の1失点めは、森重が前に引き出されてそのスペースを使われた。2失点めはサイドで数的優位をつくられて森重がそこに向かわざるをえなくなった。
いかにセンターバックが引き出されずに済むようにするか、いかに周囲がそこを埋めるか。川崎戦のような相手でも極力センターバックが引き出されないよう意識することが重要だと権田は言う。

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