【無料記事】【トピックス】『シーズン前半の締めくくり』 山田剛綺「プレッシングの迫力で主導権を握り、ゴールを獲る」6月18日(日) J2第21節 ザスパクサツ群馬戦 18:00 味の素スタジアム（23.6.15）

2023年06月15日 18時00分　
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前線の核となり、仕事の質量ともに進境著しい山田剛綺。7試合ぶりの一発に期待だ。

■6試合ぶりのホーム勝利へ

6月18日のJ2第21節、3位の東京ヴェルディは10位のザスパクサツ群馬と対戦する（18:00 味の素スタジアム）。シーズン前半の締めくくりとなる一戦だ。

群馬とは、7日の天皇杯2回戦で対戦したばかり。今季初、2‐1の逆転勝利を飾り、同点に追いつくゴールを決めたのが山田剛綺だった。

「あのときはナラさん（奈良輪雄太）がクロスを入れ、折り返しを狙おうと考えていました。（加藤）弘堅さんがヘディングするときにフルスピードでゴール前へ。うまく合わせることができましたね。ボールがここにくると信じて走ったことで決められたゴール」

次のゲームでは互いにメンバーが大幅チェンジとなるが、相手のサッカーの骨格が変わるわけではない。

「前からのプレッシングでハメられる感触があったので、まずは迫力を出してボールを追うことが大事。自由に蹴らせないようにする守備で主導権を握り、ゴールに向かうシーンを増やしていきたいです。最近、落ち着いて周りを見ながらプレーできるようになったと感じる一方、リーグ戦では久しく点を取れていません。結果を出したいと思います」

山田は言い、第14節のV・ファーレン長崎戦（2‐1○）以来、7試合ぶりのゴール、そして6試合ぶりのホーム勝利を目指す。

当日の天気予報は晴時々曇で、気温は31℃と蒸し暑くなりそう。非常にタフなゲームが予想される。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。

《クラブウオッチ》
群馬戦は八王子市ヴェルディ応援DAYで、同市に在住・在勤・在学の方はお得に観戦できる。6月から7月にかけてのホーム4試合は『VERDY FES.』と題し、さまざまなテーマでフェスを開催。「今回はダンスフェスです。多種多彩なパフォーマンスが披露されるほか、ハーフタイムにはヴェルディヴィーナスのオリジナルダンス『ヴェルディ クラップダンス』を実施します。皆さん一緒に踊って楽しんでいただければ」とクラブ関係者。最後は勝点3をぶんどって、思い切り躍らせてほしいのは言うまでもない。

［今季の1試合平均入場者数］7,207人（ ↑ 8/22位）
過去5シーズンの1試合平均入場者数
2018年　5,936人
2019年　5,371人
2020年　2,429人（コロナの影響により参考外）
2021年　3,246人（〃）
2022年　4,955人（〃）

●ランド地獄耳●
▼サウナ好きの加藤蓮は行きつけのスーパー銭湯がいくつかあり、練習場そばの『よみうりランド丘の湯』はそのひとつだ。丘の湯は来年1月8日に営業終了が決まっており、「なくなっちゃうんですよね」と残念顔。近くに新温浴施設がオープンするらしい。練習見学とセットだったサポーターは少なくないはず。お別れをしておくならいまのうちだ。
▼西谷亮には3つ上の姉がおり、「僕とはまったくの真逆で、とにかく勉強ができる人。なんであんなに机に向かうのが好きなんだろう」と不思議そうに言う。だが、あいにくこちらも早々に逃げ出した身で、わからんなあと顔を見合わせるばかり。姉弟合わせて文武両道、バランスよしでいいじゃないの。
▼先日、J2規定出場時間の900分に達し、プロA契約を締結した稲見哲行。「自分へのご褒美は特になかったですけど、調布にある有名なイタリアンのお店を予約して、両親を食事に連れていきました」。孝行息子。
▼山田剛綺が次に得点を取ったあとのイメージは明確だ。「試合に出られなかった時期からオグさん（小倉勉ヘッドコーチ）には本当にお世話になっているので、ゴールを決めたら真っ先に向かいます」。小倉HC、誰よりも早く飛び出す準備をしておいて！