【無料記事】【トピックス】『連勝を伸ばし、定位置確保へ』 稲見哲行「球際の競り合い、セカンドの争いで自分の強みを出す」5月28日(日) J2第18節 いわきFC戦 14:00 味の素スタジアム（23.5.24）

2023年05月24日 21時00分　
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フィジカルの勝負はどんとこいの稲見哲行。

■どこで起用されてもいいように

アウェーで連勝し、ホームに帰ってきた東京ヴェルディ。5月28日のJ2第18節、2位の東京Vは20位のいわきFCと対戦する（14:00 味の素スタジアム）。

最近、めきめき頭角を現しているのが、2年目の稲見哲行だ。第16節の栃木SC戦（2‐0○）、決勝点となるプロ初ゴールを決め、今季初先発となった第17節のレノファ山口FC戦（2‐0○）は攻守において安定したパフォーマンスを見せ、勝利に貢献した。

「自分の1点がチームの勝利につながり、ひとつ結果を出したことで自信を持ってプレーできるようになったのが大きいと感じます。本職であるボランチで、力を見せたいという気持ちもありました」（稲見）

次の相手、いわきはフィジカルの強さを前面に押し出してくるチームだ。ボディコンタクトの勝負は稲見の得意とするところである。

「球際での競り合い、セカンドボールの回収は特に大事。そのあたりは自分の強みですから、特長を出せるように考えてプレーしたいです。攻守の切り替えのタイミングが最もチャンスになりやすい。ボールを奪ってから素早く前に運んだり、攻撃の起点となるパス出しを意識していきます」

現在、東京Vは故障者が多く、スクランブル態勢が続く。誰かの抜けた穴を別の選手が埋め、チームの機能性をいかに維持するか。そこで、中盤から最終ラインまで幅広いポジションに対応できる稲見の持ち味は貴重だ。

「こういった状況でこそ自分の長所を生かし、チームを助けたい。どこで起用されてもいいように準備をしておきます」

目指すは3連勝。稲見にとっては、定位置確保につなげるためにも重要な一戦になるだろう。

当日の天気予報は曇時々晴で、気温は27℃と暑くなりそうだ。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。

《クラブウオッチ》
いわて戦は世田谷区ヴェルディ応援DAYで、同区に在住・在勤・在学の方はお得に観戦できる。15日に発表された東京ヴェルディスピリットのロゴとボディコピー「挑み続け、感動を超えろ。WE ARE TOKYO VERDY」。クラブ関係者によると「われわれがフットボールクラブとしてどうありたいのかを言語化し、ヴェルディに関わる方々がひとつになるための言葉として作成しました。クラブスローガンの『UNITE AS ONE  ‐Time to Go‐』は今季限りですが、こちらは5年、10年の長いスパンのものとして捉えていただければ」とのことだ。

［今季の1試合平均入場者数］ 6,999人（ ↑ 9/22位）
過去5シーズンの1試合平均入場者数
2018年　5,936人
2019年　5,371人
2020年　2,429人（コロナの影響により参考外）
2021年　3,246人（〃）
2022年　4,955人（〃）

●ランド地獄耳●
▼今月中旬、河村慶人のレクサス（新車）がついに引き渡された。「1年4ヵ月、待ちましたよ」と感慨深げである。山口戦で今季初ゴールを決め、いよいよ勢いに乗ってきそうだ。
▼山口戦のあとは2日間のオフ。稲見哲行は「ほとんど（加藤）蓮と一緒にいましたね。千田（海人）くんと一緒にキャンプにいく予定だったんですが、天気が悪かったので近場の温泉でゆっくりしました」。ほかにもキャンプ好きは、梶川諒太、阪野豊史、深澤大輝、森田晃樹などけっこう多いらしい。
▼山田剛綺は京都の実家で骨休め。気の置けない仲の関西学院大の先輩、山見大登（ガンバ大阪）が家に遊びにきて、互いの近況を報告し合ったそうな。
▼サッカー小僧の橋本陸斗は「近所の公園で友だちと1対1をやってましたね。ベタ休みしちゃうと、身体が重くなっちゃう。自分、ストリートサッカーの出なんで」。それぞれのオフを満喫した様子である。