「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【トピックス】『プレッシングの連動性と意思統一』 平智広「チームとして共有する部分を大事に」3月5日(日) J2第3節 ヴァンフォーレ甲府戦 14:00 味の素スタジアム(23.3.1)

豊かな経験に裏打ちされたディフェンスでゴールを守る平智広。

豊かな経験に裏打ちされたディフェンスで最終ラインをまとめる平智広。

■約半年ぶりの敗戦を経て

前節の大分トリニータ戦、東京ヴェルディは0‐1で敗れ、昨年9月14日のJ2第36節ブラウブリッツ秋田戦(0‐2●)以来の敗戦を喫した。

「敗因のひとつはボールを持てる時間が少なかったこと。相手の回し方が巧かったのもありますが、狙いとする高い位置でのボール奪取ができずにペースを握られてしまった」

と言うのは平智広。課題として浮かび上がったプレッシングの連動性や意思統一に関しては、今日のオフ明けのミーティングで早速話し合われたという。

次は5日のJ2第3節、ヴァンフォーレ甲府戦だ(14:00 味の素スタジアム)。

「相手には(ピーター・)ウタカ選手という強力なトップの選手がいます。極力、そこにボールを入れさせず、入った場合には素早くプレスバックを仕掛けるのが重要。常に相手の嫌がることを意識し、自由にプレーさせないようにしたいですね。プレスのメリハリやどのタイミングでボールを奪いにいくのか。全体の共通認識、チームとして共有する部分を大事にしてゲームに臨むつもりです」(平)

大分戦で、平とセンターバックのコンビを組む谷口栄斗が故障離脱。林尚輝、山越康平、千田海人などバックアップメンバーのなかで、誰がその穴を埋めるのか注目される。

当日の天気は曇時々晴、14℃の予報。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。

《クラブウオッチ》
開幕からホーム3試合を『OPENING STAGE』と銘打ち、和太鼓3連チャン。今回は多摩市で活動する『鼓桜』の登場だ。入場者数の見込みは開幕戦を上回る7500人とまずまずの数字。ホームはもちろん、ビジターサポーターも利用できるピッチサイドシートが好評とのことである。「老若男女、コアもライトも、ホームもアウェーのお客さんも全員が楽しめるスタジアムづくり。そのコンセプトを実現できるように取り組んでいきます」とクラブ関係者。

[今季の1試合平均入場者数] 6,597人( → ‐/‐位)
過去5シーズンの1試合平均入場者数
2018年 5,936人
2019年 5,371人
2020年 2,429人(コロナの影響により参考外)
2021年 3,246人(〃)
2022年 4,955人(〃)

●ランド地獄耳●
▼最近、ゴールドの短髪にチェンジした2年目の西谷亮。これを誰よりも声を大にして絶賛するのが加藤蓮だ。「亮のアレはいいですね。めっちゃ似合ってます。僕はちょっとあそこまで思い切った髪型は無理。ただ、自分も高校までは短かったんですよ」。アカデミー時代を過ごした北海道コンサドーレ札幌のサポーターは知っているのだろう。
▼年末年始、急転直下の移籍決定だった齋藤功佑は、横浜からランドまで通う日々。現在、お引っ越しを画策中だ。「希望の条件はそれほど多くないです。できれば築浅で、部屋がきれいであれば」。いい物件が見つかるといいですね。
▼先日、マテウスの自宅を訪れた、谷口栄斗、加藤弘堅、深澤大輝、岩打弦大通訳の4人。シュラスコの名店『バルバッコア』からマテウスの知り合いのシェフを呼び、肉料理を盛大に振る舞われる歓待を受けたという。「最高に美味しかったです!」(谷口)。特にあのパイナップルは何枚でもいけるんだよ。出張バルバッコアってすごくない?

 

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ