「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【SBGニュース】名古屋グランパスから甲田英將が育成型期限付き移籍で加入。 江尻強化部長「城福監督が熱望した即戦力のアタッカー」2023チーム編成・夏(23.6.14)

名古屋グランパスから育成型期限付き移籍で加入した甲田英將。期待の新戦力だ。

名古屋グランパスから育成型期限付き移籍で加入した甲田英將。期待の新戦力だ。

■いつまでもボールを蹴っているサッカー小僧

東京ヴェルディは12日、名古屋グランパスの甲田英將(こうだ ひでまさ)が育成型期限付き移籍で加入すると発表した。

2022年、名古屋グランパスU-18からトップに昇格したプロ2年目。今季はJ1で2試合、リーグカップ4試合、天皇杯1試合の計7試合に出場している。右利きだが左足の技術も遜色なく、軽快なステップワーク、キレのあるドリブルを得意とするサイドアタッカーだ。

早速、今日から東京Vの練習に合流し、新しいチームメイトと汗を流した。

「同世代の西谷亮がいて入りやすかったですし、先輩方もみんな声をかけてくれました。移籍を決めた主な理由は出場機会の部分。ほかにもいくつかお話はいただいたんですが、ここの環境とヴェルディのサッカーが一番成長できると思ったので」

東京V側は熱意を伝えるべく、先週、城福浩監督とのオンラインの面談をセッティングしている。

「城福さんからは『守備や球際の強度など求めるレベルは高いけれど、それができれば代表にも絡んでいけるはずだ』と。たしかに試合を観て、強度の高さは感じましたね」

オファーを受けてから1週間程度考え、その際には米本拓司、稲垣祥、野上結貴といった城福サッカーを知る選手たちの後押しがあったそうだ。

「ドリブルは自信を持っています。一方、得点についてはなかなか結果を出せず、苦しんでいるところがあるので、積極的にゴールを狙って結果を求めていきたい」と甲田は決意を語った。

(残り 642文字/全文: 1365文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ