デイリーホーリーホック

「ホームタウンの復興に向けて一緒に歩む。選手会が台風13号被災地支援の募金活動を実施」【HHレポート】※無料記事

【写真 米村優子】

水戸ホーリーホック選手会が9月23日のホーム大分戦で、「茨城県2023年台風第13号に係る災害義援金募金」を実施しました。

今年9月8日の台風第13号により、県内の各地で人的被害や家屋の浸水等の被害が発生し、水戸ホーリーホックのホームタウンである日立市、高萩市、北茨城市に災害救助法が適用されました。
被災した地域や住民に対して災害支援をしようと、日立市出身の本間幸司選手が中心となって、村田航一選手会長、中山開帆選手、黒石貴哉選手、後藤田亘輝選手がゲーム直前で賑わうケーズデンキスタジアム水戸場外イベント広場で募金活動を行い、多くのサポーターらが募金に協力していました。

【写真 米村優子】

本間選手は「友人や知り合いの車が水没したり、僕の地元がすごく被害を受けていて、高萩や北茨城も被害が大きいと聞いています。中止となった福島戦も、本当はたくさんの子供達が来てくれる予定だったようですし、選手会として何か支援ができればと思っています。多くの方が大変な思いをしている中で、直接的な支援はなかなか難しいですが、地域を明るく、元気に笑顔にできるようなお手伝いをしたいと思っています」と話しています。

【写真 米村優子】

村田選手は「被災状況を映像で見て、改めてサッカーが出来ることは当たり前ではないと感じています。地域の方あっての水戸ホーリーホック。支援したいと思っている選手やチームがいると知ってもらい、少しでも心が上向きになれば嬉しく思いますし、それが水戸ホーリーホックの存在意義だと思います。ホーリーホックらしい独自の形で支援をして、復興に向けて一緒に歩んでいきたいと思っています」と語っています。

水戸ホーリーホック選手会は、この義援金を今季中に災害窓口へ寄付、または被災地でのイベントなどで活用する予定です。

【写真 米村優子】

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