デイリーホーリーホック

「来年春オープン予定!新選手寮の地鎮祭を実施」【HHレポート】※無料記事

【写真 米村優子】

水戸ホーリーホック、住宅会社の株式会社ノーブルホーム、不動産会社の有限会社ひらとの3社が7月15日、水戸市河和田町内に新設する「水戸ホーリーホック選手寮 Build by Noble Home」の地鎮祭を実施しました。
地鎮祭には小島耕社長、ノーブルホームの永瀬雅博不動産事業課長、ひらとの平戸妙子社長などの関係者が出席し、工事の安全を祈願しました。

【写真 米村優子】

トップチーム選手、ユース選手、スタッフが利用する新選手寮は木造2階建て。
部屋数は30室で、全室南向きの約4.2帖の個室となります。そして共用リビングや食堂、筋トレルームなども設けられる予定です。
トップチームの練習拠点のアツマーレまで車で約40分、ユース選手の練習場であるツインフィールドや寮生の選手が通う水戸啓明高校にもアクセス良好。
新選手寮は土地を所有するひらとが建設し、水戸ホーリーホック側に賃貸する形となり、建設費は2億~2億5000万円となる見通しです。
年内の完成を目指して7月21日から着工が開始され、来年3月のオープン予定となっています。

【写真 米村優子】

水戸ホーリーホックの役員らと親交が深く、自身も座席付きのシーズンパスポートで観戦を楽しんでいるという平戸妙子社長は、「水戸市や商工会議所、街の皆さんがスポンサーとなってスポーツで水戸を盛り上げようとしている中、ホーリーホックが活躍して、地域に楽しみを与えてくれたら嬉しく思います。期待しているのは、一桁順位をキープして、常に上を狙っていけるチームになること。プロ選手になりたいと明確な目的を持っている子どもたちの夢のサポートを出来ることも喜びを感じています」と語っていました。

【写真 米村優子】

ノーブルホームは注文住宅会社のイメージが強いですが、店舗、学生寮、医療・福祉施設など特殊物件の施工実績も豊富。
永瀬課長は「地域の皆様の住宅を数多く施工させていただいた信頼と実績を、今回の選手寮の建設に活かし、安心・安全な建物を提供していきたいと考えています。今回必ず成功させたいと思います」と力を込めていました。

【写真 米村優子】

地鎮祭当日が社長就任一周年の節目の日となった小島社長は「今回はご縁があってトントン拍子に進み、嬉しい、有り難いという言葉しかありません。現在の選手寮は老朽化が進み、選手獲得時に『アツマーレはいいけれども、寮はちょっと…』という反応があり、リクルーティングの懸念事項の一つでした。育成の投資は一丁目一番地。中長期的にクラブがどうあるべきなのかを考えた時、市民クラブとして育成にしっかりとお金と時間をかけるのは大事な鍵となります。新選手寮のリリース後は他クラブ、選手OBなど多方面から大きな反響があり、この投資は正解だったと確信しました。この地から海外に羽ばたくような日本のトッププレーヤーを育てたいと思います」と気を引き締めていました。

【写真 米村優子】

新選手寮ではサッカーだけでなく、人としても成長に繋がる豊かな育成環境が強化されます。
水戸ホーリーホックの長年の悲願である新拠点の完成は、もう間もなくです。

【写真 米村優子】

(米村優子)

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