デイリーホーリーホック

天皇杯3回戦川崎フロンターレ戦 選手コメント②「柳町魁耀選手、田辺陽太選手、寺沼星文選手、井上怜選手、新里涼選手、唐山翔自選手」【コメント】

◯柳町魁耀選手
Q.悔しい結果となりました。
「実際に入ってみてレベルの差というのも点差以上に感じました。その中でもサッカーは何が起こるか分からない。最後のチャンスはありましたし、力の差はありましたが、勝つチャンスはあったと思います」

Q.特にどの部分にレベル差を感じましたか?
「個人個人というよりは、チームとしてやる事がはっきりしているし、全員がやはりやりたい事というのをイメージが合っている。全体で合わせるという所が違かったなと感じました」

Q.そこは今後活かしていきたい部分ですね。
「すごいレベルの選手が合わさっているからこそ、ああいう事が出来ると思います。水戸でも色々とトライして、J1に行くために普段からやっているので、やはり今日の試合を参考に、また目指していきたいと思います」

Q.試合に入る前の流れをどう見ていましたか?
「なかなか前半含めて攻撃であまり良い形を作れていなかったので、途中出場の選手達が流れを変えようという思いでいました」

Q.監督からの指示は?
「ボランチで入ったのですが、守備の所を含めて全体で合わせてという所と攻撃の所で自分の持っているものを、いつも言われている事は同じなのですが、そこで違いを作って欲しいと言われました」

Q.山形戦に向けての意気込みを。
「5連戦という所で最後の試合になります。前節のいわき戦で悔しい思いをしたので、一試合一試合、みんな勝ちたいと思うのは一緒なので、そこにどれだけ準備できるかだと思う。連戦で準備できる期間は少ないですが、全員で一つの方向に向かってやっていきたいと思います」

◯田辺陽太選手
Q.悔しい結果となりました。
「最初の入りとか前半は特にチームとしても個人としても大きく見すぎていて、前半の失点もそうですし、自分達からピンチを作ってしまった。そういう所は立ち上がりから後半のようなプレーが出来ていれば積極的に前からどんどん行けていたら、もっと違う結果になっていたかもしれなかったかなと思います」

Q.前半は防戦一方でした。
「気持ちで最初は負けていました。行くと決めた時、後半は行けた。プレッシングとかも自信を持っていけた。バンバンどんどんと転がしてはまってチャンスを作れたシーンが多かった。ポジションどうこうの前に個人個人の気持ちの持ちようはあったかなと思います」

Q.J1の川崎フロンターレという相手をリスペクトしすぎてしまった?
「そうですね。大きく見てしまったというのはありますね」

Q.後半は序盤から攻勢に出ることが出来ました。
「守備から良い流れも作れましたし、ビルドアップも前半から見れば多少は出来て、そこからリズムも作れた。あれを一試合やりたかった印象です」

Q.ここ最近、出場機会が少ない選手が出た試合でした。どんな思いで挑みましたか?
「僕自身も大宮、天皇杯と続いた時から出られていなくて、そこから自分から調子を崩してしまった部分もあったので、この公式戦に賭ける思いがありました。そこはDFとしては無失点で抑えたかったですし、チームとして勝利で終えたかったです」

Q.J1と対戦して得た部分は?
「ビルドアップの部分で出来た部分もあったので、そういう所は改めて自信になりました。大崩はしなかったですし、全員で身体張って守れた部分もあった。そういう所は自信になったなと思います」

Q.連戦は続きます。次にこの悔しさを活かした所だと思います。
「この悔しい気持ちを忘れずに練習から常に100%をやり続ければ、またチャンスが来ると思うので、そこに向けて準備したいと思います」

◯寺沼星文選手
Q.入って2分後にゴールを決めました。
「カウンターで良い形でうっちーに入って、背後は完全に取れていたので、スルーパスを貰ってGKと一対一という形は自分の得意な形。入って良かったです」

Q.1点を返して、その後は勢いが生まれました。
「PKのジャッジとか最後の自分の収めからのシュートなど、2、3点取れる流れはありましたが、取れなかったのは悔しいです」

Q.試合に入るまでの流れはどう見ていましたか?
「J1王者に対してああいうミスをしたら失点するだろうなという形でした。自分達の甘さが出たなと思います。1-0で入って、自分が入った直後に1-1になるかと思っていたら、失点してしまった。これは行くしかないぞという形で、濱さんからも圧をかけろと言われていた。どんどん前から行こうと思っていました」

Q.J1クラブと対戦して得た事は?
「J1でもJ2でも自分は点を取れるなと今日感じました。J1でも通用するなと思いました。個人としては自信を得た試合となりました」

Q.親友の山田新選手との対戦を果たしました。
「新もJ1で得点していて、一番刺激になっている選手。プロの舞台で戦える今日の試合は気持ちを込めていた。試合後は『お疲れ様』とお互いユニフォームを交換しました。得点に関しての言葉は特になく、連戦なので『疲れた』としか言っていなかったです」

Q.いわき戦に引き続き、この連続ゴールの感覚を次に活かしたい所だと思います。
「個人としてはリーグ戦も得点して、良い形で来ている。あとはチームが勝つだけ。チームも前節3点取れていますし、悪い状態ではないと思う。守備をしっかり修正して山形戦を挑めたらいいなと思います」

◯井上怜選手
Q.試合を振り返って下さい。
「勝てない試合ではなかった。自分達がやりたいことが出来なかったという訳ではない。ただ結果として1-2で負けているのは相手の方が強いということ。出来る出来ないじゃなくて、結局、最後の勝負の際の所。相手は最後、身体を張って守備をしていた。自分達は簡単に失点して、守れなかったのかと言われたら、守れたと思う。そういう所の差が出たと思います。そういう所をもっと要求し合ってリーグ戦に落とし込んでいきたいです」

Q.結果的に前半の前に出られなかった時間帯が痛かったのでは?
「J1でもボール保持率1位というクラブですし、そこでボールを持つという所に関してのリスペクトはあったのですが、それでも取りに行って引っ掛けてカウンターからチャンスがあるという事で、取りに行こうとは思っていたのですが、なかなか相手の立ち位置だったり流されて、プレッシャーをはめることが出来なかった。それでも自分達にはそういう試合になるだろうとある程度は予想出来ていました。個人的には相手にボールを持たされる事はストレスを感じず、チームメイトには大丈夫大丈夫という声かけをしながら、チャンスが来るのを待てればいいかなと思っていました。後半みたいなサッカーが前半から出来ていれば、ゲームは勝てたのかもしれないですが、前半に後半のようなプレーというのは選手自身は惑わされた部分もあったし、相手の方が上手だったなと思います。前半45分で後半に改善出来たことはプラスだったんじゃないかなと思います」

Q.ハーフタイムで修正した部分とは?
「サイドハーフが引っ込んでしまうと、相手がフリーで受けられたので、もっとFWの所で強く掛けられたら、限定してそこから間を蹴るだけになったら拾えるという風になっていたので、そういう所で後半、ほとんど蹴られたボールもセカンドも拾えた。蹴られたというよりも蹴らせたという感じになれた。そこは良かったなと思います」

Q.前半よりも前掛かりになったのが修正点?
「そうですね。守備の掛け方ですね」

Q.いわき戦から引き続き、ミスから失点しました。どのように改善したいですか?
「もちろんセンターバックをやっている彼らに対してミスをするなと頭ごなしには言えない。ああやって、田辺も縦パスを狙った分、あそこに引っかかった。結果的にはミスしてはいけない部分ですが、田辺なりにチャレンジしている部分だと思います。ああいうミスの後に結局どうなのかと、あのまま失点につながるミスだったのかをもう一度突き詰めてやっていければなと思います」

◯新里涼選手
Q.残念な結果となりました。
「普段チャンスがなかなか貰えていない選手がチャンスを貰えて、2回戦と似たような状況で迎えました。みんなアップから良い雰囲気を作れていたと思います。ああいう1個のミスが格上の相手は絶対に見逃してくれません。リーグ戦も自分達のミスだったり、戦術的な所で相手に優位を与えてしまっている現状はJ2の順位にも出ている。それは本当に普段出ていない選手でも同じ現象が起こってしまったのは受け止めなければいけない現実。若い選手が多い中でポジティブにやれた部分もたくさんあったと思います。これからのリーグ戦でどんどんプレーしてチームを活性化できればいいなという試合になりました」

Q.前半は防戦一方の展開でした。
「もちろん相手は格上でボールを持ってくる中で、自分達はそれでも引かずに前からアグレッシブにボールを奪いにいこうとしていたのですが、数回引っ掛けてチャンスを作りかけられたシーンも何回もある中で、0-0で終えられなかったのは少し後半に響いたと思います」

Q.前半終盤にボランチから左サイドハーフに入れ替わりました。
「ハーフスペースやバイタルスペースがどうしても相手がアンカーなので、その脇が空いているのは、自分がボランチをやっている時から思っていた。そこで上手く外が判断してくれて、そこでチャンスも作って、後半もそこからゴールを奪えた。相手の嫌な所は自分達も肌感でやらなければいけないですし、意見交換の中でそういう判断が出来たというのは一つ今まで少なかった事。そこはポジティブな結果になったかなと思います」

Q.後半は序盤から攻勢に出られたのは中盤の入れ替えが功を奏したのでしょうか?
「そうだと思います。前半は迷いながらやっていた選手もいましたし、自分も見ていて感じました。2失点も一瞬の隙きだったので、そういう所をあれさえ防いでいればという所でした。今シーズン、リーグ戦で経験している中で、向き合わなければいけない課題です」

Q.2失点後にすぐ取り返して勢いを盛り返しました。
「勢いを持って、パワーを使えて、その後PKのチャンスがあったり、最後シュートのチャンスもありました。そういう所を仕留められる選手が上のチームに行くと思います。普段出ていない選手がそれを感じられたのは、チームとして大きな収穫になったと思います。ここからどれだけポジティブにやっていけるかが一つ大事なポイントだと思います。今日のパワーの使い方をリーグ戦に活かして行ければと思います」

Q.この悔しさを山形戦で果たしたい所です。
「上手くいかないシーズンは思い通りにならないことも多く、チームが上手く行っていない=誰も満足していません。自分の役割、タスクを周りに影響を及ぼしていかなければいけない。それを感じさせるためにも、それを覆すためにも、今日の勝利が一番の目的としてやってきました。そこで勝てなかったという現実を受け止めて、また前向きにチームに活力を与えて、もっともっと選手が主体的にやっていければ間違いなく残留できると思います。そういう所をフォーカスしてやっていければなと思います」

◯唐山翔自選手
Q.残念な結果となりました。
「悔しいですね」

Q.前半は防戦一方の展開でした。
「前から行きたかったですが、相手も上手かったですし、チームとして定まっていなかったなと思います。メンバーが分からなかったですし、どういう展開になるか分からなかったですが、上手いというのは分かっていたので、前から行って取れるのならばそれがベストで、それが出来ないならばしっかり守ろうとしていました」

Q.後半は攻勢に出られました。
「勢いもあったし良かったなと思います」

Q.何を変えたのでしょうか?
「行くしかなかったというのもあると思います」

Q.後半早々に唐山選手が打つ場面もありました。
「外から見ていてどうか分からないですが、正直僕はそんな行けてはなかったのですが、サッカーは流れがあるので、それが続く訳ではないなと思っていた。何が変わったのかは分からないですが。ハーフタイムで流れも一回終わってリセットされて、こっちの気持ちももう一回前向きになったのもあると思います」

Q.2失点してからすぐに取り返しました。その後の流れは?
「ホームですし、イケイケの雰囲気になったと思います」

Q.最後惜しいシュートもありました。
「悔しいですね。決めたかったです」

Q.この試合に賭ける思いは強かったと思います。
「これであかんかったら、今シーズン終わりぐらいの気持ちでした。大袈裟ではなく、そんな気持ちでした。悔しいです」

Q.J1との対戦で得たことは?
「全体的にやれるなと思いました。それが確認できて良かったと思います」

Q.どんなプレーでチームを鼓舞していきたいですか?
「毎日自分の出来る事を日々積み重ねていくことだけかなと思います」

Q.連戦が続きます。山形戦への意気込みを。
「勝つしかない状況。みんなで勝てるようにやっていくしかないです」

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