天皇杯2回戦レノファ山口FC戦　コメント①「唐山翔自選手、内田優晟選手、髙岸憲伸選手、安永玲央選手」【コメント】

2023年06月07日 22時48分　
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〇唐山翔自選手
Q.今日はどんな気持ちで試合に臨みましたか？
「あまり試合に出ていない、難しい状況の中、チャンスだと思っていました」

Q.若い選手が多い中、ユースの選手もいましたが、一体感という点で意識したことは？
「正直、若いとかユースとかは関係ないと思っていて、みんなにとってチャンスですし、ここで結果を出さなければ、もうチャンスは回ってこない。みんな、やるしかない状況でした」

Q.序盤からその気持ちが出ていたと思います。
「勢いとか、気持ちとか、一番大事な部分が出ていたと思います」

Q.左MFとしての出場でした。
「点を取った時のように逆サイドからのボールに対して入っていくことは絶対だと思っていましたし、あとは相手のラインを下げる役割と幅を取って背後を狙うことを意識していました」

Q.攻め続けながら、なかなかゴールできませんでした。それでも攻め続けてこじ開けましたね。あらためてゴールシーンを振り返ってもらえますか？
「奈央からロングボールが入った時点で、相手の選手が触れそうでしたけど、『いけるな』と思ったんですよ。そのタイミングで走り出せたことが大きかった。あとはシュートを打つ時にしっかり当てることができました」

Q.ゴールが決まった時の感情は？
「ゴールポストに頭を打って痛かったんですけど、嬉しかったです」

Q.その前にも1本チャンスがありました。いい流れが来ている手ごたえがあったのでは？
「チャンスは来るので、そこを信じることができています。最後まで狙い続けることが、僕がサッカーを続けている意味でもあります」

Q.点を取って勝てたことをどのように感じていますか？
「ここまでのプロセスが大切だったと思っています。これまで出場機会が少なく、ベンチ外って本当に苦しんです。サッカー選手としてベンチ外だと、生きている価値を感じられない。おおげさかもしれませんが、そのぐらいの感じなんです。その中でみんながこうやって表現できたことが嬉しい。これがきっかけになればいいと思っています」

Q.チームとしても浮上のきっかけにしたいですね。
「僕は勢いも大事だと思いますが、それよりも浮かれることなく、しっかりやり続けることが大切だと思っていますし、そこに尽きると思っています」

〇内田優晟選手
Q.トップ昇格後初の公式戦出場となりました。
「この天皇杯に目標にコンディションを上げてアピールしてほしいとスタッフから言われていました。そして、チャンスをつかんでスタメンで出ることができたんですけど、点を取って、いい流れを作りたかった。それができなかった悔しさはありますが、チームが勝ったことは素直にうれしい。ここから連勝して、リーグ戦の出場を勝ち取って、点を取れるようにしたい。結果を残し続けるようになりたい。天皇杯では次は川崎と対戦するわけで、出場できるか分かりませんが、アピールし続けたいと思います」

Q.ポストプレーからチャンスを作っていました。
「ポストプレーをもっと正確にやらないといけないと感じました。あとはもっと自分でシュートを打つ場面を作れるような選手になりたいと思いました」

Q.前節大宮戦でベンチ入りをしました。着実に出場が近づいている手ごたえはあったのでは？
「天皇杯が近づいていたので、一つギアを上げてアピールしたら評価されて、大宮戦でベンチ入りすることができました。そういう意欲を持ち続けて、さらに上げていかないといけないと感じました」

Q.これから必要なことは何だと思いますか？
「フィジカル面をもっと上げないといけないですし、仕掛ける意志やシュートを打つというメンタル面も鍛えないといけない」

Q.通用したと感じた部分は？
「裏に抜けて起点になるプレーは通用しました。裏抜けは自分のストロングなので、もっと伸ばしていきたいです」

Q.ユースの吉井選手も先発しました。ユース出身の田辺選手と内田選手と合わせて、3人のアカデミー出身選手が出場しました。
「拓真と一緒に出られて嬉しかった。ユースで一緒にプレーしていて、そういう選手とトップの舞台でできることは嬉しいこと。あと、拓真に負けちゃダメだという刺激ももらいました。自分もいいところを見せて、みんなを引っ張りたいと思っていました」

Q.昨年の天皇杯山口戦で公式戦デビューを飾りました。昨年は負けてしまいましたが、今年は勝てました。
「昨年は出場時間が短かったですけど、負けたのは悔しかった。今日は勝てて、本当にうれしい。初スタメン初勝利という結果は自信になるというか、もっとやっていきたいという意欲につながっています」

Q.リーグ戦につなげたいですね。
「次はリーグ戦で点を取って勝たせられるようになりたいと思っています」

〇髙岸憲伸選手
Q.久々の公式戦出場でした。
「普段試合に出ていないメンバーがすごく戦ってくれていたので、それに負けないように、流れを崩さないように入ることを意識しました」

Q.けがやコンディションの問題もあったのでしょうか？
「自分の力不足のところが大きいです。もっと結果を出さないと試合に絡めないと思っています。個人の成長が必要だと思っています」

Q.どういうプレーを意識しましたか？
「点を取らないと勝てないし、延長にはしたくなかった。連戦ということも考えると、延長戦で疲労を残すよりも、90分で勝ち切ることを意識してゴールに向かってプレーすることを意識しました」

Q.その意識がチームとして最後に出ましたね。
「最後は個人のプレーで結果を出せましたが、個人個人で結果を残すと、チームは助かると感じました」

Q.今後リーグ戦に出場するために必要なことは？
「数字を残すこと。そこは明らかにアピールできることだと思うので、アシストや得点にこだわらないといけないと思っています」

Q.縦パスも入れていきたいのでは？
「そこは自分の特長でもあるので、違いを出さないといけないと思っているのですが、まずはチームとして求められていることを最大限にやらないといけない。そうじゃないと、自分のよさも出せないので、もっともっと努力が必要だと感じています」

〇安永玲央選手
Q.すごく気持ちの見える試合でした。
「試合前からみんな気持ちが入っていた。『俺を使え！』というものは示せたと思います」

Q.キャプテンマークを巻いての試合でした。どんなことを意識しましたか？
「チームの中心ということをキャンプの時から言われていましたけど、なかなかうまく流れに乗れない中、今日はキャプテンを任せてもらって、自分がチームを動かして、勝たせることができてよかったと思っています」

Q.リーグ戦の出場が与えられない中で、今日の試合で意識したことは？
「自分というより、チームとしてどう勝つか。システムが異なる相手に対して、どのように合わせるのか、ピッチの中でどのように修正するかを意識していました。声をかけながら、味方をうまく動かしてプレーできたと思っています」

Q.ユース選手など若い選手が多い布陣でした。
「試合がはじまったら、問題なかった。みんなの目つきと気迫で不安を払拭するような試合ができたと思います。いつも通りじゃないけど、自分がチームを動かせれば勝てると思っていたので、今日はうまくチームを動かせたと思っています」

Q.無失点で終えて、最後点を取りました。試合の流れに関しても、大きな勝利だったと思います。
「再三ピンチを迎えながらも、うまく耐えられて、自分たちの流れが来ると思っていました。ウノと翔自がうまく点をとってくれてよかったと思っています」

Q.この勢いをリーグ戦につなげたいですね。
「みんなが監督を悩ませるような流れを作れたと思うので、リーグ戦で浮上するきっかけになればいいと思っています」

Q.自身のプレーはいかがでしたか？
「試合前から今日がラストチャンスだと思っていましたし、みんなにもそう伝えていました。自分は試合に出られなかった時、カップ戦でチャンスをつかんで人生を変えようと思っていました。だからこそ、今日が大事だとみんなに伝えていました。自分もそうだし、みんなも気合いが入っていたと思います」

Q.気持ちが一つになれば、これだけできるということを示せた試合だったと思います。
「守備ではうまくはめることができました。相手の変化にもうまく対応できていました。攻撃のところではまだビビっているところがあるし、相手の立ち位置ではまらなかった時の修正はもっとやらないといけない。個人個人でそういったことを考えられるようになると、もっとチームはよくなる。そういうところで課題は残ったと思っています」

Q.次はリーグの千葉戦です。
「チームは苦しい状況ですけど、この試合でサブ組が勢いづいて、レギュラー組は何か感じる者があったと思います。うまく掛け合わせて、チーム一丸となってやっていければと思います」