デイリーホーリーホック

天皇杯3回戦川崎フロンターレ戦 濱崎芳己監督「なぜ後半のような戦いを1試合通して出せなかったのか。そこはしっかり考えないといけない」【コメント】

「結果は2対1ということで、我々がちゃんと受け入れないといけない結果だと思っています。特に前半ですね。行きたいところになぜ行けなかったのか。そこは考えないといけないのですけど、そういうゲームが後半はなぜああいう展開になったのか。後半のような戦いを1試合通して出せなかったところが我々の一番今回のゲームのポイントだと思っています。あわよくば、同点、逆転という展開を作り出したことはポジティブに捉えていますし、そういった部分では特長のある選手が特長を出してくれたと思っています。ターンオーバーで臨んだわけですけど、リーグ戦に絡んでくるような選手も見えました。ただ、トレーニングでしっかり競争してやっていきたいと思います」

Q.前半は受けに回りました。話を聞くと、それは狙いではなかったのですね。その原因は何だと思いますか?
「おそらくですけど、後ろが長いボールが多かったので、少し怖がってしまった。全体的に重たくなってしまった。前半2度か3度、引っかけてボールを奪う場面があったんですけど、それが出たのが30~40分前後。そこが我々の狙いと違ったところがありました。後半修正したポイントはそういうところです」

Q.川崎をあと一歩まで追いつめましたが、リーグ戦も含めて、いい試合をしながら勝ち切れないことにあらためて課題を感じましたか?
「リーグとは違う課題が出たと思います。そこはしっかり修正しないといけないと思っています。勝ち切るために、決めきるところとか、言い方悪いですけど、相手のスーパーセーブでしたけど、そこまで崩すことはできました。そこで決めきることは依然として継続している課題かなと」

Q.ハーフタイムで伝えたことは?
「我々がやるべきことをしっかりやろうというところ。45分で彼らはある意味人生を賭けないといけなかった。その45分をこのままでいいのかという話をしました。そういうところでエンジンのかけ方が甘いというか、送り出しのところにも私自身に課題があるのか。そこはもっともっと検証していきたいと思っています」

Q.相手の先制点は守備のミスからでした。ミスからの失点はシーズン通してん課題となっています。
「そこも含めて、我々のやろうとしているプランと違うプレーが出てしまいました。それだとやられるということですね」

Q.後半アグレッシブに戦えるようになった要因は?
「一つは自分たちがやるべきことをはっきりさせたこと。前半の経験で『できる』という手ごたえを感じていたと思うんです。そこのスイッチの共有が全員で合ったことが一番の要因だと思います」

Q.リーグ戦次節山形戦に向けての意気込みをお願いします。
「天皇杯は負けてしまいましたが、リーグ戦はすぐにあります。今日出場した選手がどれだけ絡んでいけるのか。それが我々の総合力だと思います。リーグに出ている選手は寄せ付けないような姿勢を見せてもらいたいと思います。これから競争しながら、全員で山形戦に向かっていきたいと思います」

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