魂のボールキープと丁寧なアシストパス。 それでも植中朝日は「一番はゴールでロペスみたいに沸かせるのが理想」
ジュビロ磐田戦の後半アディショナルタイムだった。4-1から2失点して追い上げを許す状況下で、植中朝日がゴール以外のプレーで“魅せた”。
相手陣内の左コーナー付近で水沼宏太からのパスを受けると、必死の形相でボールキープを敢行。最初は相手1人を背負う形での巧みな保持だったが、相手が2人になってからは地面に手を突き、倒れ込みながらの死闘に。粘りに粘った。ボールを失いかけても懸命に足を伸ばしてロストせず、最後は座り込みながら宮市亮へパスをつなぐ。
時間にして約10秒。魂がこもった一連のボールキープに、マリノスサポーターが沸いた。
「時間帯も時間帯だったので、うまく時間を使いながらという意味もあった。相手が2人来ている中でボールを失わずに味方につないで自分たちのボールにできた。後ろの選手が押し上げる時間を作れて、そういった意味でも良かった。サポーターの方たちも沸いていたのが聴こえたので、自分のプレーでそうなったのはうれしい」
マリノスゴール裏を中心とした歓声は植中の耳に届いていた。
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