「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

川崎フロンターレに向けて松原健が闘志を燃やす。 「3ポイントというよりは6ポイント相当のカードだと僕は思っている」

 

川崎フロンターレとのビッグマッチが2日後に迫っている。

 

悔しい逆転負けを喫した前節の名古屋グランパス戦。不慣れなセンターバックで存在感を見せたのが松原健だ。サイドバックが本職ながらも、豊富な経験を生かした落ち着いた立ち回りで最終ラインの守備を支え、エドゥアルドと渡邊泰基の負傷というチームの緊急事態を救った。

 

 

突然のコンバートに本人も驚きを隠し切れなかった様子。それでも「監督に抜てきされて任せられる以上は責任を持ってやらないといけない。自分にできないことにチャレンジするよりもできることにフォーカスして、気持ち的にもポジティブにやっていくしかないと切り替えた」と気持ちを切り替え、精いっぱいのパフォーマンスを見せた。

覇権奪回のために、連敗は許されない。マリノス在籍8年目となる古参戦士が、フロンターレ戦で必勝を期す。

「お互いがサッカーを確立している中でワクワクする試合を展開できると思っている。ここ数年、優勝争いを繰り広げている2チームで皆さんの注目度も高いカード。3ポイントというよりは6ポイント相当のカードだと僕は思っている」

 

 

同じ神奈川県、さらには隣町にあたる横浜市と川崎市。サポーター同士の戦いにも火花が散る。松原はピッチ外のエネルギーも力に変えてプレーする覚悟だ。

 

ヨコエク

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