「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

上島拓巳、小池裕太、西村拓真が契約更新。 マリノスがさらに進化するための鍵を握っている中堅3選手だ。

 

同学年の3選手も契約合意に達した。

マリノスは昨日5日、DF小池裕太(27)、DF上島拓巳(26)、FW西村拓真(27)が2024年の契約に合意したことを発表した。

 

 

左サイドバックを主戦場とする小池裕はリーグ戦3試合に出場。開幕からフル稼働を続けた永戸勝也のバックアッパーとして、試合以外でも陰からチームを支えた。しかし7月の天皇杯3回戦FC町田ゼルビア戦で右前十字靭帯を断裂。全治8ヵ月見込みの重傷と診断されてしまう。

 

 

復帰は早くても今年のリーグ開幕以降だろう。それでも持ち前のスピードとパワーは一定の評価を得ている。シーズン中の復帰は絶望的ながら、クラブは翌年も彼を必要とした。プレーヤーズファーストだけでなく人に寄り添える近年のフロントらしい采配だ。

新シーズンは同じタイミングで復帰してくる見込みの永戸や加藤聖、あるいは新加入の渡邊泰基とポジションを争う。ライバルは増えたが、マリノスのスタイルに対する習熟度には一日の長があるはず。まずはしっかりと完治を目指し、復活への一歩目を踏み出したい。

 

 

センターバックの上島はリーグ戦21試合に出場し、怪我人続出の最終ラインで奮闘。終盤には自身も右顔面骨骨折のアクシデントに見舞われた。それでも試合出場を続けたように、強いメンタルがチームにもたらす影響は大きかった。

 

 

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