「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「試合前から1点リードしているというメンタリティは自分たちだったら難しいと思うし、僕たちに失うものはないのでアグレッシブにやるだけ」(上島拓巳)他 [札幌戦前コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

「(第1戦を終えて)ひとり少なくなる前の状況のところでは、すごく良い部分がたくさんあった。決定的なチャンスをたくさん作り、形としても立ち位置としてもよくできていた。エナジーも今まで以上に作れた部分が多かった。動きを増やしたという違いはあった。ボールホルダーに対して動きがあることでオプションを作ってあげることができる。もちろん相手もいることだし、相手の守備によっても変化はある。この前の試合では前のふたり、例えば植中や西村の関係性や距離感が良かったし、裏への抜け出しを井上や水沼がやって、相手はそういった裏への動きがあると嫌がると思う。それを多くすることでボールを持っている選手のオプションが増え、良い部分が出せた。

 

 

(右サイドバックで起用した村上悠緋について)そこのポジションについては試合前からいろいろな選手ができることを頭の中で把握していた。上島にしても山根にしてもできる選手だが、村上は日々の練習からしっかりやってきて、それを見せられると思った。彼の特徴である攻撃的な部分の良さがより出て、ああいったところでボールをもらいたいという動きがあることで相手にとっての怖さを出せたと思う。

 

 

(加藤聖の状態とベンチ入りのチャンスは?)加入してすぐに怪我などがあった中で、今日までに努力は見えているし、素晴らしい能力の持ち主ということはわかっている。もう少しの部分で見てみたいと自分は思っているし、村上がああいう形でチャンスを掴んだように、彼もそういう部分は出てくると思うのでしっかり見ていきたい」

 

 

DF 15 上島 拓巳

「最近は結果を見ても3連敗ということで、自分自身大きな責任を感じている。ただ内容に関しては、札幌戦でチームとしても個人としても新しい部分を出せた。逆転負けという悔しい結果だったけど、内容はポジティブな部分もあったので、それを次の試合につなげていきたい。横浜FC戦や柏戦ではビハインドなのに消極的な選択をしてしまった。それは自分自身の弱さで力のなさ。でも柏戦を教訓にして、札幌戦のトライにつなげられた。

 

 

 

ヨコエク

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