「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

マリノスらしさを追求しつつ、3戦未勝利のチームを勝たせる。 背番号21は重大な任務を託された [J23節 G大阪戦プレビュー]

 

ゴールマウスを守るのは飯倉大樹

 

まず、一森純が出場できない一戦だ。

「ガンバ戦は契約の都合でもともと出場できなかった。それはレンタルで加入した時からわかっていたこと」と落ち着いた口調のケヴィン・マスカット監督。期限付き移籍加入のため、前半戦同様にガンバ大阪戦のピッチには立てない。

 

 

それがなかったとしても、前節の浦和レッズ戦で負傷交代した事情がある。脳震とう症状も非常に危険だが、どうやら左膝の状態が芳しくない。指揮官は「いまがどういう状態で、復帰までどれくらいかかるか、出せないのが現状。最終的にわかるのに一週間くらいかかると思う」と表情を曇らせた。

 

 

苦しい状況に追い込まれた先発GKは飯倉大樹になりそう。オビ・パウエル・オビンナも負傷が癒えてフルメニューをこなしているが、大事な一戦のゴールマウスはベテランに任せることになる。

 

 

 

浦和戦こそ急きょの出場に準備万端とはいかなかったものの、今回は十分な準備時間がある。今週のトレーニングではゲリラ豪雨に見舞われる中、松永成立GKコーチの指導を受けていた。心身ともに整った状態で日産スタジアムのピッチに立つ。

 

 

現在3連勝中で最近8試合を7勝1分と絶好調のガンバについても冷静に分析している。

「最近は個が絡み合ってきていると思う。勝てない時期があったけど、勝てるようになってリズムができている。良い外国人選手も多いし、後ろもヒガシ(東口順昭)が安定しているのも、ガンバが好調の要因なのかなと」

 

 

ヨコエク

(残り 773文字/全文: 1463文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ