マルコス・ジュニオールがサンフレッチェ広島に完全移籍へ。 マリノスを愛し、ファンやサポーターに愛された背番号10の一大決心だ
急転直下の電撃移籍が成立した。
マリノスのFWマルコス・ジュニオール(30)がサンフレッチェ広島に完全移籍することが11日、わかった。すでにクラブ間合意に達しており、近日中に正式発表される見込みだ。
2019年に加入したマルコスは、そのシーズンに15得点を挙げて得点王に輝き、15年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献。今季もFC東京戦で劇的な決勝ゴールを挙げるなど勝負強さは健在で、J1通算135試合37得点のクラッキだ。
ピッチに立てばもちろんのこと、ベンチスタートの日も、ベンチ外の時も、チームファーストを貫いた。日々のトレーニングで全力を出し切る姿勢はいつ、いかなる場合も変わらない。ブラジル人をはじめとする外国籍選手の先頭に立って引っ張ってきたリーダー的存在でもある。
移籍ウインドーが開くたびに母国のブラジルや中東、あるいは韓国からも獲得の打診が届いたが、見向きもしなかった。「このままマリノスで引退したいと思っている」と事あるごとに繰り返し、それだけトリコロールを愛していた。もちろん今夏も残留が濃厚になっていた。
その矢先、サンフレッチェ広島から熱烈なラブコールが届く。
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