「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「最初のワンプレーで全然試合に入れていないことが自分でわかった(笑)。今日は無失点で終わらせることがオレの任務だったので、遂行できてよかった」(飯倉大樹)他 [浦和戦後コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

「エキサイティングなゲームが見られたと思う。両チームがプッシュし合って勝ちにいき、結果を求めていた。アウェイの地で同点というのはフェアな結果だったんじゃないかと思う」

 

 

――後半に入って30分間くらい浦和に押されっぱなしになっていたが、その原因をどう考える?

「浦和というチームは強いチーム。ファン、サポーターの熱さ、雰囲気も彼らのホームでやる中で、選手としてナイーブになってしまった時間帯があったのかなと思う。特にビルドアップのところの判断で選択を誤ってしまうと難しくなるし、そこはいい学びになった。でも相手にゴールさせず、そのあとの時間帯は自分たちが焦れずにやった。前半の最初は自分たちがコントロールできた部分もあった」

 

――親善試合2試合のほうがマリノスらしさは出ていた気がする。そのリバウンドがあったのか? あるいは暑さの影響があったのか?

「暑さは相手も同じなので関係ないと思う。もちろん毎週のように3点、4点、5点取れたらいいが、取れなくてもマリノスらしさがないわけではない。マリノスのサッカーを求めているし、選手たちはトライしている。ゴールキックの局面でも、相手が前から来ているから蹴ってしまうのではなく、勇敢につないでいく。どこでフリーになるのか、そこでポイントがふたつあって、ひとつは簡単なミス。もうひとつは相手のファウルで、それがなければもう少し前へ進めたと思う」

 

――前半の飲水タイムの直後からエウベル選手とヤン選手の位置を入れ替えたと思うが、その意図は? それと一森選手の状態は?

「ふたりとも右、左の両方ができる。戦術的な部分が大きくて、浦和の守備を見てこうしたほうがいいという理由があって入れ替えた。(一森について)ドクターとはまだ詳細を話せていない。重傷ではないことを祈るばかり。そういったところでもアウェイの地で難しい試合になった」

 

 

GK 21 飯倉 大樹

「(一森純は)打撲だろうと思ったからできると思っていたし、ああいう時に控えのGKがバタバタしてテレビカメラに抜かれるのが一番ダサい。でも痛みが酷そうだから準備したほうがいいと(水沼)宏太に言われて、とにかく無失点で終われてよかった。

 

 

ヨコエク

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