2023.06.24

「しっかり足を攣っていた（笑）。最後ピッチに立って勝ちたかったので気持ちで頑張った。永戸選手がいるけど違う部分でしっかり見せられればチャンスはある」(小池裕太) 他 [広島戦後コメント]

2023年06月24日 22時28分　
カテゴリ： Jリーグ • レビュー • 選手コメント

[コメント]

ケヴィンマスカット　監督

「素晴らしい結果が出た試合になった。パフォーマンスとしても自分たちが求めていた部分を出せていた。今夜の試合はファン、サポーターのためにあったと思う。彼ら、彼女らはこの広島まで足を運び、自分たちのファミリーの一員としてリスペクトしている。今日の試合も自分たちの後押しになっていたし、ファンやサポーターのためにいい結果を残せてよかった」

――相手が4バックに変更するなど、想定と違った部分に対してどのように対応した？

「正直に言うと相手は後ろを3枚で来ると思っていた。自分たちが今週だけの準備ではなく、今シーズンを通していろいろやってきている。相手どうこうではなく自分たちには約束事がある。前から行くことやコンパクトさを保つことなどいろいろある。相手の後ろが3枚だろうが4枚だろうが5枚だろうが、やることは変わらない。柔軟性を持ってひとり、ふたりがポジションを変えることで対応できる。そういった状況判断をしてピッチ上で行うだけ。コンパクトさを保って前方向に持っていける場面もあったし、約束事を守ってやってくれたと思う」

――小池裕太選手や植中朝日選手といった、これまでリーグ戦でなかなか出場機会のなかった選手たちが素晴らしいパフォーマンスを見せていたのでは？

「今おっしゃった名前の選手以外でも、後半から出てきた選手たちもやるべきことをしっかりやってくれた。アウェイで、しかも広島が相手。広島の監督は素晴らしい仕事をしていて、本当に強い。スタメンの11人がどうこうではなく、ここにいる全員が準備しないといけないし、全員が必要。誰が出ようが、自分がやるべきことをチームのためにやる。それをしっかり伝えて送り出した。スタートで出た選手、交代で出た選手が素晴らしいプレーを見せてくれた」

――前半はマリノスが相手陣内に押し込み、後半は広島が押し込んでマリノスはカウンターを狙う展開になったと思う。それは広島に何か変化があったからなのか、それとも違う理由があった？

「しっかりコントロールすることが大事で、その中で広島は本当に強いチーム。前半、自分たちのやり方として相手よりも多い状況を作ろうとして、それが出た。自分たちがうまく支配し、敵陣でサッカーができた。後半はスペースをどうやって使うか。広島が前掛かりになっているからこそ、裏にはスペースが多くある。そこを自分たちが突き、1対1の場面を3～4回作れたが、広島のGKも素晴らしかった。約束事がある中で攻撃の方法はひとつではないし、それをしっかり出せたと思う」

MF 6 渡辺皓太

「アウェイということもあって難しい試合になるのはわかっていたけど、しっかり勝ち点3という結果を出せてよかった。（相手のシステム変更について）特に自分たちのやることに変わりはなかったので、頭の中を整理しながらできた。逆にやりやすかったというか、3枚でがっつりハメられるのかなと思っていたので、センターバックにはある程度時間があった。もうちょっとうまくできたかなと思う。自分たちからハマりにいくシーンが多かったので、もうちょっと意図的に引き出すこともできたかなと。焦れずにやり続けるほうがもうちょっとうまくいったかなと個人的には思う。

（チームとして）間違いなく少しずつよくなっていると思うし、自分たちのやり方を変えていっている中で相手がブレたというか、ブレさせたというか、自分たちが相手を変えさせたというふうに考えている。これからも相手は対策してくると思うけど、もうちょっと圧倒する試合を増やしていきたい」

FW 7 エウベル

「ボールをもらった瞬間、相手が少し遠かったというのがあって、ボールを運んだ時に何人か置き去りにできたのでドリブルを選択してよかった。そのままペナルティエリアに入っていって、流し込むことができた。正直、誰からのパスか覚えていないけど、特徴であるドリブルと推進力を使えた。GKの動きを見ることができて、うまくフィニッシュできた。逆サイドにヤンがポジションを取っていたかもしれないけど、あそこは早く判断しないといけないと思ってフィニッシュした。その判断は正しかったと思うし、GKもシュートが来ることを予測していなかったと思う。マリノスの良さというのは、層の厚さで、特にウイングのところはそれがある。スタートから出る選手、後半から出る選手と、高い位質を見せることができる。