「試合に出ることを明確な目標にしている」 プロ3年目の田川知樹が覚悟のシーズンへ
田川知樹が勝負のプロ3年目に挑んでいる。
興国高校から2021年に加入。しかし過去2シーズンは公式戦に出場する機会は訪れなかった。同期の樺山諒乃介が高卒ながら開幕スタメンを飾り、ルヴァンカップでプロ初ゴールを決める姿を目の当たりにした。それでも自身は目の前のトレーニングに取り組むしかなかった。
地道な努力は、ほんの少しずつ形となって表れ始めている。あどけない少年だった18歳の顔つきが次第に精悍さを増し、下半身の逞しさがフィジカル向上を物語る。もともと持っている身体能力やバネ、さらに足元の技術を生かすための素地が整いつつある。「積み上げてきたのは技術面もそうだし、自分の体とも向き合ってトレーニングしてきた」と田川自身も自身の成長を少しずつ感じ取っている。
一方で、着実にレベルを上げてきたからこそわかる先輩との差も感じ取っている様子。特に高丘陽平はリーグ屈指のGKとして高い評価を得ている選手だ。すぐ隣でともに汗を流している田川は「自分には足りない部分がある。そこはやっぱり毎日のトレーニングが重要になる」とさらに闘志を燃やし、10日間の宮崎キャンプを過ごしてきた。
その様子を見た松永成立GKコーチも「今年は目の色が違う」と評する。
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