「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

見ている側の感情を揺さぶる男、それが松原健だ。 在籍し続けることによって美しさを増していくとしたら、それもひとつの正解ではないか [松原健、契約更新]

 

トリコロールは2023シーズンもケニーとともに。

マリノスは16日、DF松原健(29)が2023年度の契約を更新したことを発表した。

 

 

リーグ戦出場21試合という数字は、決して多くない。主戦場の右サイドバックとしては、Jリーグのベストイレブンに選出された小池龍太を追いかける立場かもしれない。自身のパフォーマンスにも満足していないはずだ。

 

 

それでも、押しも押されもせぬチームの中心選手に成長した。ウォーミングアップのランニングでは喜田拓也や水沼宏太らと先頭グループを形成。意識と無意識の中間で、何をすべきかを本能的に理解しているように見える。

 

 

来季で勤続年数は7年目に。在籍選手では喜田拓也に次ぐ古参で、マリノスの歴史で語り継がれていくような存在になりつつある。位置付けと意識は、もはや外様のそれではないだろう。

 

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