吉尾海夏が2023シーズンの契約を更新。 「自分はまだ何も成し遂げていない。チャレンジし続けて、いつか絶対的な存在に」
育成組織出身の左利きが出した答えは、トリコロールでのチャレンジ継続だ。
マリノスは14日、MF吉尾海夏(24)が2023年度の契約を更新したことを発表した。
3年間の武者修行を経て、18年以来の復帰を果たした今季。J2のFC町田ゼルビアで10ゴール10アシストを記録し、実績と自信を備えてレンタルバックした。ファン、サポーターからの期待値はおのずと高まっていく。
しかし現実は厳しく、満足するには程遠い1年間を過ごすことに。リーグ戦の出場は9試合にとどまり、うち先発はわずか2試合。2戦連続でスタメン出場したルヴァンカップ準々決勝のサンフレッチェ広島戦でもチームとして結果を出せず、自身も不慣れな左ウイング起用で消化不良のパフォーマンスに終わった。
出場機会に恵まれていなかった夏には、J1昇格を明確に視野に入れたJ2クラブから獲得の打診を受けたという。町田で実績を残した価値と意味である。必要戦力としてのラブコールなのだから、目的を試合出場に設定するならば籍を移す選択も十分に考えられた。
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