「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

センターバックの上島拓巳を柏レイソルから完全移籍で獲得。 予算規模で上回るヴィッセル神戸との競合を的確な交渉術で制した

 

トリコロールの最終ラインに新たなピースが加わる。

マリノスは柏レイソルのDF上島拓巳(25)を完全移籍で獲得することが13日、分かった。すでにクラブ間合意に達しており、近日中に正式発表される見通しだ。

柏アカデミー出身の上島は中央大学を経て、19年にプロ入り。アビスパ福岡へ期限付き移籍した20年にJ2リーグ41試合に出場して頭角を現し、21年からは柏へ復帰。今季はシーズン序盤こそサブに甘んじたが、中盤戦以降はレギュラーとなってリーグ戦24試合に出場していた。

高さと強さを兼ね備える前に強いタイプのセンターバックだ。柏では主に3バックの中央を担っていたことから、システム移行の際にはスムーズに対応できるだろう。タイプの異なるプレーヤーを迎え入れ、戦術のオプションも広がる。186cmの恵まれた体躯を生かし、セットプレーからの得点源としても期待だ。

マリノスはシーズン終盤に右センターバックとして固定されていた岩田智輝の去就が流動的。

 

 

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