「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

樋口監督1:問答無用の最低点/藤田2.5: 厄日としか言いようがない/齋藤 2:まさかの120分プレー/藤本3.5:この仕事をJ1相手に見せてほしい [北九州戦 採点&短評]

※採点は5段階評価で0.5刻み。5が最高で0が最低。

GK 30 六反 勇治

「2.5」

 失点はいずれも難しかったが、チームを救うファインセーブもなかった。また、通る見込みの低いロングフィードで相手にボールを渡したことは減点材料だろう。

DF 24 奈良輪 雄太

「2.5」 

最後までよく走ったが、アタッキングサードでのドリブルとクロスで格下相手に差を見せられず。リードしている状態での前がかりな姿勢は焦りもあったか。

DF 4 栗原 勇蔵

「2」 

最後は疲れたというよりも、くたびれていた。流れの中での出来事とはいえ、ファビオがピッチをアウトしているのに、なぜディフェンスリーダーが最終ラインにいなかったのか。

DF 15 ファビオ

「2」 

序盤は不安定さを露呈。後半と延長戦に入ってからは栗原の分まで一人で守った。ただし決勝点を献上した場面では頭部を負傷してピッチにいなかった。痛すぎる一時離脱になった。

 
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DF 23 下平 匠

「2.5」

 球出しは本当にうまい。クロスも藤本へのアシストなど、本当にうまい。一方で守備がやや淡白な場面も。3失点目がオフサイドにならなかったのは下平のポジショニングがあったから。

MF 28 喜田 拓也

「2」

アグレッシブな姿勢は誰よりも光った。とはいえチームの中でそれが生かされていたとは言い難い。そして、あの大事な局面で足をつっているようではスタメン奪取は夢のまた夢だろう。

MF 27 富澤 清太郎

「2.5」

 復帰戦はいつも凡庸な内容に終わるが、この日も右に同じだった。何度か惜しいミドルシュートは放ったが、得意のはずのミドルパスをミスしてリズムを崩す場面も。

MF 25 藤本 淳吾

「3.5」

 ここまでの鬱憤を晴らす2ゴール。チームの勝利につながらなかったのは残念だが、できることはやった。この仕事をリーグ戦、つまりJ1相手に見せてほしい。

MF 11 齋藤 学

「2」

 誰よりも打開力に優れるはずなのにボールロストが多すぎた。コンディションが整っておらず、メンタル的にも疲労困ぱい。そして、まさかの120分プレー。フロンターレ戦への影響が心配だ。

FW 19 藤田 祥史

「2.5」

 試合前日の時点ではスタメン組に入っておらず、試合当日はなぜか前半だけで交代を命じられる。ちなみに交代は負傷が理由ではない。厄日としか言いようがない。

FW 16 伊藤 翔

「2」

 相手なりにやってはいけないのに、そうなってしまった。ストライカーとして違いを見せるならば、この日は絶対に結果が必要だったはず。残念なプレーに終始した。

FW 17 端戸 仁

「2」 

後半から出場したものの、まったくと言っていいほど存在感を見せられず。時折、相手の間で受けてテクニックを見せたが、効果的なプレーは少なかった。

MF 29 天野 純

「2」 

後半と延長後半にチャンスでボールが回ってきたが、シュートを外す。こういった場面を決めるか否かでチーム内での評価、あるいはサッカー選手としての一生が決まるのだが。

MF 6 小椋 祥平

「2.5」

 喜田が足をつって突然の出番。短い時間でも彼らしさは出していたが、いかんせん周りがまったくついてこなかった。疲労よりも精神的にかわいそうな起用だった。

樋口 靖洋 監督

「1」

 問答無用の最低点である。格下相手に、結果最優先のトーナメントで負けていては、もはや言い訳もできない。とにかく猛省が必要だが、大事なのはその方法と、その後の展開や結果である。

 

 

 

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