「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「本当にいいゲームが繰り広げられた。両チームがハードワークしてチャンスを作った。1-1の結果はフェアな結果だった。最後までしっかり戦えた」(ポステコグルー) 他 [G大阪戦後コメント]

[コメント]

アンジェ ポステコグルー 監督

「本当にいいゲームが繰り広げられた。両チームがハードワークしてチャンスを作った。1-1の結果はフェアな結果だった。ガンバもいいチームで、ここ数試合は結果が出ていて自信があったと思う。それでも選手たちは相手に引くことなくやれたし、最後までしっかり戦えた」

 

――これまでは70分前後に2枚替え、3枚替えの交代をしていたが、今日は1枚しか交代しなかった。その意図を聞きたい?

「試合の流れでいろいろなことがある。今日に限っては最後の最後まで選手がいい状態でチャンスを作り、いい形でやれていた。最後の最後までハードワークしてくれていた。ただ替えるのはおかしな話だし、しっかりやれていた」

 

 

――大分戦と比較するとセカンドボールを拾えていなかったように見えたが、監督の考えは?

「自分の中ではそう見えていなくて、相手には大きなFWがいて拾えなかった部分もあったが、唯一の違いはボールを奪った後にキープできなかった。もっとコントロールできていれば違った展開になったと思うし、そこが欠けていた。でも相手はいいチームなのでフィフティフィフティのゲームが繰り広げられていたと思う」

 

 

MF 26 渡辺 皓太

――ビルドアップの部分で相手がマンツーマン気味にやってきたが、感想は?

「相手は前からプレッシャーに来ていて、ボランチのところでボールを受けた時に、後ろに戻すのか前へ運ぶのかで展開が大きく変わってくる。今日は後ろへの展開が多くなってしまった。全員が少しプレッシャーを感じてしまったというか、そこでボールを蹴ってしまったり、相手にぶつけてしまったり、ちょっと簡単なミスが多かった印象」

 

 

――相手が縦に1本の大きなパスを送ってきて、そこでのセカンドボールがなかなか拾えなかった印象だが?

 

 

ヨコエク

 

「チームとして前から行くことは徹底しているので、そこで蹴られてセカンドボールを拾いに戻るタイミングが遅くなってしまったシーンが多かった。蹴られるとわかっているならセカンドボールを意識したポジションを取ったり、臨機応変に戦うことが大事になる」

 

――アウェイで勝ち点1という結果は悪くないと思うが、どのように感じている?

「結果というよりも内容で、今日はいつも以上に支配できなかった。相手ペースで自分たちのサッカーをできない時間が長くなってしまった。内容面で支配すること、ゴールを奪うことを次の試合に向けて修正していきたい」

 

――狭いエリアに押し込められてパスミスが多かった。どのようなコミュニケーションで打開を図ろうとしていた?

「ゴールキックの場面でも相手はプレスに来ていた。でもつなげると思うのでもっとやらないといけなかった。あとは前線にボールが入った時にボランチのサポートがもっと早ければサイドに展開できたかなと思う」

 

 

――前半終了間際の失点は痛かったのでは?

「フリーでパスを出させてしまった時点で全員の責任。あの失点は防げた失点だと思う」

 

――次も自分たちより順位が上のセレッソとのゲームだが、考えていることは?

「引き分けを勝ちにしなければいけないし、目の前の試合すべてを勝てるようにやっていきたい」

 

 

DF 44 畠中 槙之輔

――プレスで相手の勢いを感じた部分は?

「相手の勢いは思っていたよりも感じなかった。でも自分たちがボールを運ぶ時にミスが多くてリズムを作れなかったのは残念だった。後ろからビルドアップしていくスタイルなので、そこでのミスは許されない。ボールを前へ運べた時はチャンスも作れていたし、それは最近のいい流れでプレーできたと思う」

 

 

――チャンスを作れたし、チャンスを作られたという感覚なのか?

「チャンスを作られたとは思っていない。裏へ長いボールを蹴ってきたけど、それは想定していたのでやられていたという感じはない」

 

――次も上位のセレッソ大阪との対戦になる。意気込みを聞かせてほしい。

「前回対戦では先制したけど、それを守り切れずに逆転されてしまった。チームの流れはだんだん良くなってきている。その流れで戦えればセレッソにも勝てるチャンスはあると思っている」

 

 

――今日のようにマンツーマン気味に戦ってくる相手に苦戦しているイメージだが、後ろからゲームを組み立てる身としてどのように考えている?

「自分にもミスが多かったので反省しないといけない。出し手と受け手だけでなく3人目の動きでパスコースを作ることで出し手に余裕が生まれる。そのパスを通す能力は間違いなく持っているので、そこで技術と集中力を持ってプレーすれば改善できると思う」

 

――前半終了間際に失点して1-1で折り返したが、どのような話をして後半に臨んだ?

「前半はゴールキックを前へ蹴るシーンが多かったので、ビルドアップでしっかりつないでいこうと話していた。後半はそういう時間をもっと作れれば守備に回る時間を減らせたと思うので、自分たちがボールを持っている時間帯を増やすことを意識できればよかった」

 

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