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高宇洋に加入後初先発の可能性が浮上。森重真人は「特長を活かす選択をしていく必要がある」と、布陣に合った戦い方を構想【2024 J1第4節vs.アビスパ福岡(AWAY) Preview】

 

中盤からチームを動かしていけるか。撮影:後藤勝


 1試合ごとの新加入選手お披露目第4弾は高宇洋か──。
 
 3月16日、ベスト電器スタジアムでおこなわれるJ1第4節に臨むFC東京は、ここまで勝利がない結果を受けてメンバー変更が必至。出来がよかった宮崎キャンプの練習試合、サンフレッチェ広島戦の布陣に近い人選となり、今シーズン加入した“ヤン”こと高が先発する可能性が高まっている。
 
◆いままで思っていたことを表現したい
 

撮影:後藤勝


 高、そして今回はトップ下ではなくボランチとして準備している東慶悟。今節を迎えるにあたり、東京はボール保持とパスの能力に長けたふたりの選手を用意した。チームのやり方を構築していく以外に、対策を徹底して仕込むことで勝利に近づこうとしているが、それまでとは異なる“人”を当てるという発想が、勝つための工夫に加わった。さすがに結果が出ていない現状で“そのまま”という道は選ばなかったようだ。
 
 エンリケ トレヴィザンが出場停止になっていることもあるが、福岡戦に向けては、練習試合で成果を上げている木本恭生、高、あるいは東というセンターラインが揃った。これによってボールの動きに変化が出てきている。
 

東慶悟も準備。撮影:後藤勝

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