徳元悠平「『悔しい想いをする日もあるなら学べよ』と、自分に言い聞かせた」【2023振り返り】

撮影:後藤勝
ホーム最終戦となったJ1第33節北海道コンサドーレ札幌戦でピーター クラモフスキー監督体制となってから初めての先発出場を果たした徳元悠平は試合後、こう言っていた。
「試合に出られそうだけど出られなかったり。悔しい時期もありましたけど、町田に移籍した(鈴木)準弥の存在がぼくの支えにもなってくれましたし、準弥の気持ちがわかるからこそ、1年間、前向きに戦えたのかなと思っています」
◆ピーター体制では……
Jリーグ開幕前のキャンプでは自身の前に位置する俵積田晃太を活かすクレバーなプレーを見せるなどいいところもあった徳元だが、開幕時点ではレギュラーに加わることは出来なかった。その後、少しずつチームにフィットしてきた徳元は、J1第6節のサガン鳥栖戦でリーグ戦で初めてレギュラーの座を掴み、キャリアを通じて初のJ1出場を果たすと、国立競技場での第13節川崎フロンターレ戦では1ゴール1アシストで勝利に貢献。先発をつづけていたが、ピーター クラモフスキー監督が指揮を執り始めた第18節名古屋グランパス戦からはベンチ暮らし。第25節から第29節まではベンチも外れ、天と地の間を行き来するようなシーズンを過ごした。
(残り 1822文字/全文: 2424文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ