得意の型から外れざるをえない後半をどう過ごすかということが未解決だった国立の引き分け【2023 J1第25節FC東京vs.神戸 本音Column】
前回から少し間が空いてしまいましたが、それでは8月26日におこなわれたJ1第25節ヴィッセル神戸戦を本音コラムで振り返っていきましょう。
この試合直前の状況を思い出すと、まず神戸は齊藤未月が負傷離脱しました。それまで要になっていた中盤の選手がショッキングなかたちでいなくなったわけですから、チームとしてマイナスの補正がかかっていたと考えていいでしょう。一方のFC東京は上位勢との2試合がつづき、前節、横浜F・マリノスに日産スタジアムで敗れた悔しさを晴らしたいという想いがあり、かつ舞台は選手たちが大好きな国立競技場。メンバー的にも松木玖生が復帰して小泉慶を右サイドバックで使えるという先発に関してはほぼベストの状態で、神戸とは対照的にチームとしてプラスの補正がかかっている状態でした。
しかしそれでも勝てなかったか……というのが正直な感想です。
◆勝敗の行方を左右したのはやはりあの場面か
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