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東慶悟、 モダンなトップ下として浦和戦に臨む 「トップ下は王様のようなイメージが昔からあったが、時代は変わってハードワークもしないといけない」【2023 J1第20節 浦和vs.FC東京 Preview04】

 

ルヴァン京都戦以降、いい表情でのハードワークがつづく東慶悟。撮影:後藤勝


 塚川孝輝が警告の累積で出場停止という状況で迎えるJ1第20節浦和レッズ戦。ここで、かつて大宮アルディージャでプレーし、個人としては浦和に苦手意識を持たない東慶悟がトップ下で出場する可能性が高くなってきたことは、なんの因果か。
 
 ロンドン五輪日本代表時代のように暴れまわるのか──と水を向けると、東は「トップ下は王様のようなイメージが昔からありましたけど、時代は変わってハードワークもしないといけない。そこは自分もやっていきたい」。ピーター クラモフスキー監督が徹底するハードワークを遂行しながら、自身が本来備えている持ち味も出していくかまえだ。
 
◆ゴールが決まれば“年イチ”どころか“2年イチ”もの
 
 自分が前目の選手だというイメージがない渡邊凌磨や俵積田晃太にわかってもらえるように自分のよさを出したい──という東に「渡邊凌磨、塚川孝輝、熊田直紀、いろいろな選手がピーター監督になってからのトップ下をやっていてそれぞれこなし方がちがうと思うが、共通の部分と個々の味付けの部分をどう考えているか」と訊ねると、監督交代後は左サイドハーフで出場、トップ下で練習した日数がごくわずかということからの謙遜か「その辺はまだ正直わかっていない」と前置きしながらも、こう説明した。
 

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