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ディエゴ オリヴェイラ今シーズン10点目、俵積田晃太Jリーグ初アシスト! 止まらないピーター東京2連勝【2023 J1第19節 FC東京vs.柏 Report02】

 

初アシストをマークした俵積田晃太。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 7月1日のJ1第19節で柏レイソルを下した決勝点は俵積田晃太とディエゴ オリヴェイラのコンビによって生まれた。前節の名古屋グランパス戦では得点に絡めず「結果につなげられれば」「自分の判断でディエゴに決めさせるようなパスをもっと出していけたら」と語っていた俵積田が、1週間経ちさらにチームにフィット。ディエゴとの連携も向上させ、Jリーグ初アシストとなるクロスでのラストパスを貴重なゴールに結びつけた。
 

痛みに耐えてピッチに残った森重真人。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 俵積田はJ1での先発は前体制時代にも2試合あったが、2節連続での先発出場は初。ユースから昇格してきた新人である俵積田を継続して起用したピーター クラモフスキー監督の判断が光る恰好になった。そのように前半45分間は満足するべき出来だったが、後半は同点に追いつこうと必死の反撃を試みる柏に押し込まれ、苦戦する時間帯もあった。最後は交代枠は余っていたものの交代回数を使い果たし、負傷した森重真人をピッチ上の前線に残し、松木玖生を森重がいた右センターバックのポジションに置くスクランブルで乗り切った。
 
◆ディエゴ「チームが勝つことが大切」
 

的確にチームを把握するピーター クラモフスキー監督。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 華麗に攻めた前半と、耐えて戦った後半。この対比を含め、ピーター クラモフスキー監督は過不足なくこの試合の内容をまとめた。
 

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