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寺山翼、鈴木準弥、松木玖生に訊いた内容をもとに「ピッチ上で話し合われた例の修正」についてまとめてみた【2023 YLC Eグループ第3節 G大阪vs.FC東京 Report】

 

 
 4月5日のルヴァンカップEグループ第3節ガンバ大阪戦後半のピッチ上で、FC東京の選手たちが何を話し合っていたかをまとめてみよう。
 まず後半15分にはプレーが止まっている間に寺山翼、松木玖生のボランチふたりと、西堂久俊、佐藤龍之介の両サイドハーフがピッチ上の中央で話し合い、その後、寺山が右サイドバックの鈴木準弥、左サイドバックの長友佑都にその内容を伝えに行った。そしてやはりプレーが止まっている間の後半23分には、その時点でのサイドのタテ関係で、鈴木が西堂に、長友が野澤零温に話しかけて内容の確認をおこなっていた。
 
◆問題点に関する3人のコメント
 
 次に、この件について試合後のミックスゾーンで寺山、鈴木、松木にそれぞれ訊ねたので、その内容をまとめていこう。
 
○寺山翼
 
──後半15分頃に松木玖生と話し合い、それを両サイドハーフと両サイドバックに伝えていたが、どういう修正を加えたのか。
 
寺山「最初にぼくがベンチから観ていたかぎりでは、けっこうサイドバックのところで相手が守備に来て自分たちが獲られてしまうということが多かったので、そこにボランチが一枚落ちてサイドバックを高い位置にすることで、サイドで数的優位をつくってボールを運ぼう、というように話しました」
 
──それによってサイドハーフももう少し前に行かせたいという考えだった?
 

(残り 2340文字/全文: 2952文字)

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