FC東京、横浜FCにシーズン序盤での実力差を示す3-1の勝利。三田啓貴は「現時点では割り切っています」【2023 J1第4節 FC東京vs.横浜FC Report】

いまもFC東京に対する想いがあふれる横浜FCの三田啓貴(左端)。
3月12日、FC東京は味の素スタジアムでJ1第4節に臨み横浜FCと対戦。3-1のスコアで勝利を収めた。復帰2戦目で状態を上げてきた仲川輝人、メンバーが入れ替わるなかで潤滑油の役目を果たしてきた小泉慶、ルヴァンカップも含めて熱い気持ちが溢れ出る中村帆高が右サイドを組み、俵積田晃太、寺山翼、バングーナガンデ佳史扶のアカデミー卒トリオが左サイド組んだこのチームはかなり熱量を取り戻しリフレッシュしたと見え、前半のうちに2ゴールを奪い、1点差に迫られた後半にも長友佑都の今季初アシストによるディエゴ オリヴェイラのこの日2得点目を挙げて3-1と突き放し、東京は今シーズンの2勝目を挙げた。試合を前にして得点に対する想いを語っていた仲川も移籍後初ゴールを挙げ、久々に胸のすくような試合を見せた。
◆実力差を考慮するべき勝利か

塚川孝輝とのマッチアップ。
なによりも東京が自分たちを立て直してきたことが勝因ではあるが、手放しで喜んでいられないのも確かではある。たとえば、仲川のゴールにつながったンドカ ボニフェイスのやや緩慢に映るパス。強度の高い相手に対しては許されないパスの緩さは、失点後のわずか3分後の別のシーンでも見られた。まだJ1での経験が足りていないことを示すプレーだった。そうした未熟さは一個人にとどまらずチーム全体にも感じられた。
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