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アルベル監督、優勝宣言はせずとも、眼の前の勝利への執着は強し。「一歩一歩前進することこそが、我々がやるべきこと」【J1開幕戦「FC東京 vs. 浦和レッズ」前最新語録※無料でコメント最初の質疑まで読めます】

 

撮影:後藤勝


 J1第1節浦和レッズ戦を控えたアルベル監督の囲み取材から、私(後藤)が質問した範囲を一問一答の形式でお届けする。
 
◆アルベル監督のコメント
 
──1月8日の始動から6週間。この間のチームづくりの進み具合は想定していたとおりか。
 
 まさしく、いいかたちでプレシーズンを過ごすことが出来ました。もちろん、いい準備を出来た感覚があると言えども試合に負けることもあるのがサッカーです。やはり感覚は大切です。ただ試合には様々な要素が絡み合ってくるので、試合の一つひとつはまた別の世界だと思います。
 ただ、チームはいまいいかたちで成長しています。そして、(移籍)新加入選手たちもすばやくチームに溶け込めることが出来ています。加えて新しい若い選手たちもいいかたちでポジション争いに絡んできてくれているので、彼らもチームの中の拮抗したレベルを保つことに貢献してくれています。
 
 もちろん、完成度を高めるには、まだまだ道のりは険しいです。そしてほかの機会にも何度かコメントをしているとおり、今シーズン、私がめざしたいのは去年の積み重ねをしっかり勝利につなげること。それを今シーズン突き詰めていきたいと思っています。FC東京独自のスタイルを確立してそれを勝利につなげていきたい。ほかのチームの、ほかのクラブのスタイルに似ているだとか、同じだとか、真似ているとか、そうではなくFC東京独自のオリジナルのスタイルを確立していきたいです。そしてボールこそが主役である、そこをしっかりと維持しながら突き詰めていきたいです。
 
──キャンプ中の練習試合を拝見するかぎりでは、相手がどこであろうと関係なく、相手陣内に押し込んでいく攻撃的なサッカーをやりたいように映ったが。

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