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アルベル監督、横浜F・マリノス&川崎フロンターレとの戦いに手応え「敵地で対等に戦い、誇りに思う」/献身の青木拓矢「チームを円滑にすることを常に意識」【J1第7節ヴィッセル神戸戦に向けて】

 

©F.C.TOKYO


 4月6日のヴィッセル神戸戦に向けてアルベル監督と青木拓矢がWeb囲み取材に応じた。成長過程に手応えを感じているのか、FC東京の現状をあらわすうえで意味のある言葉がふたりの口からは聞かれた。
 
◆青木拓矢、アンカーの極意
 
 ラ リーガでも暫定ではあるが指揮を執ったことがあるヴィッセル神戸のリュイス プラナグマ ラモス監督。日本ではFC今治の監督を2シーズン目の半ばで辞したのち神戸のスタッフとなり、今回内部昇格というかたちでトップチームの指揮官に就任した。新体制初戦の京都サンガF.C.戦には4-4の2ラインの前に大迫勇也とアンドレス イニエスタを置く布陣で臨み、敗れはしたものの明確な組織を構築しつつあることを感じさせた。
 
 リュイス監督、イニエスタをともに知るアルベル監督は「彼(リュイス監督)は4-4-2を得意とする」「(イニエスタは)世界中のファンから愛されている偉大な選手」と言った。4-4-2のセカンドトップ的な役割でプレーするイニエスタの位置どりが厄介に映るが、元バルサの偉人への対応について訊ねると、マッチアップする可能性もあるアンカーの青木はこう答えた。
 
「そこ(イニエスタの位置)に関しては試合に入ってみないとわからない部分もあります。ただ、ゴールに近い位置にくれば危険な選手。そこは必ず誰かひとりは対峙しないといけない」
 

©F.C.TOKYO


 ただ、相手を過剰に警戒することはなく、こう付け加えた。
 
「でも、まずは攻撃でも守備でも、自分たちのやりたいことのほうの意識を強めています」
 
 これはアルベル監督の「いつも伝え、今回も伝えているのは相手よりも自分たち次第だということ。我々のプレーをどう成長させるのかにフォーカスしています」という言葉につながる。
 そしてアンカーの極意についてこう語った。
 

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