勝敗を分けた最大の要素は本質の差であるものの、戦術面の影響も。キーワードは2ライン間。惑星直列で4-4-2フラットのFC東京を攻略した川崎フロンターレ【J1第9節「FC東京vs.川崎フロンターレ」観戦記パート2】
今シーズンの試合後レポートとしてお届けする「観戦記」。今回は4月11日に味の素スタジアムで開催されたJ1第9節、川崎フロンターレ戦についてのつづきです。
球際、切り替え、ポジショニングといった本質で川崎が大きくFC東京を上回る根本的な差がそのまま勝敗にあらわれた試合となりましたが、もちろん戦術も関係しています。
◆4-4-2の東京
4-1-2-3のミラーゲームにしたところで勝機はない……と判断したのでしょう。そこで東京は4-4-2のブロック/スライド守備で後方に構え、推進力の高い永井謙佑とディエゴ オリヴェイラの2トップ特に永井を前線に残すフォーメーションで速攻に望みを託しました。
ボールを持たされると攻めあぐねてしまう東京。自分たちの特性を考えても、
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