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3戦連発の期待がかかる原大智「Jヴィレッジで自分は初めてサッカーをしました。そこでもう一回点を入れて、勝ったら最高です」【FC東京U-23】

 

ひたすらシュートを撃ち量を追求し、質を高めようとする原大智。


 J3第26節vs.アスルクラロ沼津、第27節vs.SC相模原の2試合でゴールを挙げた原大智に再び人々の耳目が集まっている。これで今シーズンはJ3で23試合1,919分間の出場となり、得点は13に達した。ランキングは15点のふたりに次ぐ3位。堂々たるストライカーぶりだ。
「頭で考えることなく、狙ったところにシュートを撃つ」。この理想に向け、個人練習と全体練習を繰り返し遮二無二量を刻むことでプレーの質を高めてきた、その成果がわかりやすいほどにあらわれている。
 一方で、これがJ3での出場機会が多いその結果であることも忘れてはいけない。J3での得点数よりも、本来はJ1での出場時間のほうが重要だからだ。ただそれでも、J3での結果は個人単位の成長度合いを示すことに変わりはない。
 好調ぶりの要因をつぶさに訊ねた。
 
◆点を獲れる場所を求めて
 
 いわゆるペナ角を狙っているのか――と訊くと、原は「でも、ファーでもどこでもいいんですけど」と前置きして「ディフェンスとディフェンスの間にしっかりと入るよう心がけている」と答えた。
「ディフェンスのうしろにいても待っていてもなかなかボールは来ないので」
 
 点になるポジションを明確に意識しつつプレーするために、その適切なポジションを頭に置くことと、そこに動くことを反復しているのだという。
「それは、

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