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青赤軍団、徳永悠平が待ち構える長崎へ~岡崎慎「受けにまわればやられてしまう」【J1第6節Preview】

◯長崎の圧力を跳ね返し、あるいはかいくぐることができるか?

FC東京はあす4月8日、トランスコスモススタジアム長崎でJ1第6節に臨み、V・ファーレン長崎と対戦する。東京イレヴンにとっては3バックの一角、右に位置する徳永悠平との再会を果たす場でもある。左サイドハーフの東慶悟が「(徳永)悠平との対戦が楽しみ。同サイドなのでバチバチ行きたい」と言えば、左サイドバックの小川諒也も「公式戦で尊敬できる先輩との対戦はいい財産になる」と言い、心待ちにしている様子が伝わってくる。
昨年までディフェンスラインで苦楽をともにした森重真人は「すごく楽しみです。(徳永は)1対1は強いし経験もある。安定感もある。かんたんには突破できない。いないほうを攻めたい」と、笑みを浮かばせた。

昨年までのチームメイトと相まみえる内容も重要だが、結果も重要だ。インターナショナルマッチウイークが明けて再開初戦のJ1第5節ではガンバ大阪に勝ったものの、4日のルヴァンカップグループステージ第3節では好調ベガルタ仙台の前に沈黙。完敗を喫している。ハードワークを身上とする長崎は、東京からすれば苦手なタイプだ。公式戦連敗の危険性は十分にある。
しかし前からプレッシャーをかけてくる長崎の姿勢は、東京にとっての勝機となりうることも事実。「相手が前からガンガン来るので、剥がせばチャンスになる」と小川が言うように、個人の働きぶりいかんによっては東京のペースに持ち込むことも可能だ。

「湘南が初めてJ1に昇格してきたときのように、やってやろうという気持ちが伝わってくる。攻守に於いてアグレッシヴ」と、長谷川健太監督は長崎を警戒。サガン鳥栖や浦和レッズに引き分けたものの先制した点を挙げ「そのくらいの圧がある。スタジアムの雰囲気も熱い」と、

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