【有料記事】10月28日の中島翔哉。「もっとこのチームでやりたいので、勝ちつづけたい」(2016/10/28)
ホーム最終戦前日の本日10月28日、非公開練習のあと、中島翔哉が取材に応じた。
「試合中でも意識していればできる。自分の力に自信を持つことが大事です。もっと改善することも大事だけど、試合になったら自信が大事なので、自信と勇気を持ってプレーすることができればゴールを獲れると思います」
これは、ゲーム形式の練習でも常に繰り返しているサイドから切れ込んでゴールに向かう動きが型のように刷り込まれ、試合になると自ずと再現されるのか──と訊ねたことへの答えだ。
かつて釜本邦茂が右45度のシュートを何度となく繰り返して己のものにしたのと同様に、中島は左からドリブルで攻め上がるプレーを日々の歯磨きのように当たり前のことと励行している。その修練、刷り込みがあるからこそ、公式戦で同じプレーができるのだ。
中島翔哉、齋藤学、堂安律のように、個で打開してゴールに向かいシュートを撃つかチャンスをつくるプレースタイルを持つ選手に対し、世界の上位には通用しない、それではいつか行き詰まると指摘する向きもあるが、まずは自分を認めて相手に挑まなければ1対1、1対多で勝つ可能性が生まれない。中島なら、たとえ通用しない相手が出てきたとしても、その相手を凌駕しようとして、対策を立て、さらに練習を繰り返すだろう。
「前を向いてゴールに向かうということが自分のプレースタイルでは大事なので、そこは忘れず、
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