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【有料記事】FC東京からただひとり髙萩洋次郎が日本代表に選出! ルヴァンカップで対戦する川崎フロンターレからは招集なし(2017/08/24)

本日8月24日、ワールドカップアジア最終予選(3次予選)vs.オーストラリア代表戦とvs.サウジアラビア代表戦に臨む日本代表メンバーが発表され、FC東京からは髙萩洋次郎が選出された。ルヴァンカップノックアウトステージ準々決勝で東京と対戦する川崎フロンターレからの選出はなし。
日本代表のヴァイッド ハリルホジッチ監督は髙萩について“守備的なミッドフィールダー”に分類し、「フィジカル的にも非常に興味深い選手。守備の面で修正点はいくつかあるかもしれないが、いいグラウンダーのパス、ゲームのヴィジョン、視野の広さを持ち、海外でプレーしていて経験もある。経験が少ない選手に比べてストレスが少ないかもしれない。そういった理由で今回のメンバーに入りました」と語った。

ウエスタン・シドニーとFCソウルへの国際移籍を経験している髙萩洋次郎。ハリルホジッチ監督が指す“経験”とは、オーストラリアでのそれを指すのだろう。

今回の代表招集を受けて取材に応じた髙萩は「オーストラリア代表にはマシュー スピラノビッチ(杭州緑城/中国)、アーロン ムーイ(ハダースフィールド・タウン/オーストラリア)など何人か知っている選手もいるし、トミ ユリッチ(ルツェルン/スイス)とはウエスタン・シドニーでいっしょにプレーしていた。彼らとはお互いに知り合い。5カ月でしたが、Aリーグでやっていた経験も活かせると思う」と、肌身で感じたオーストラリアのサッカーのなんたるかを日本代表に活かしていく意向を示した。

現在、オーストラリア代表の指揮を執るアンジ ポステコグルー監督のサッカーにはなじみがあり、新世代のオーストラリアが長いボールを蹴り込むだけのチームではないことを髙萩は知っている。
「アンジーさん(アンジ ポステコグルー監督)のチームについては、ブリスベン・ロアで監督をされている時代に試合を観たことがあります。ACLの試合だったかと思いますが……。ぼくが(シドニーへの移籍で)オーストラリアに行っていたときも、ポステコグルー監督の許でアシスタントコーチをやっていた方(ラド ヴィドシッチ)が監督になり、同じサッカーをつづけていました。しっかりとゴールキーパーやうしろからつないでくるスタイルでやっていて、

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