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【有料記事】Preview◆勝利で積み上げの成果を確かめられるか。vs.新潟戦を前に気を引き締める城福浩監督、橋本拳人、水沼宏太(2016/06/17)

3-4-2-1から4-1-5へと変形しての攻撃を持つサンフレッチェ広島を4バックのスライドでほぼ封じた15日の試合から中二日、同じホーム味の素スタジアムに迎える対戦相手は4-4-2のアルビレックス新潟だ。まったくタイプが異なる相手に対し、FC東京はどのように戦うのか。城福浩監督が答えた。
「仰るとおり、ほんとうにタイプがちがう。だからこそチームの色があり、やりがいがあると言いますか。そういう意味では、新潟の特長である、ハードワークですとか、堅守からの速攻は、あのチームが以前から持っているもの。その中心にレオ シルバがいるということは意識しないといけない。それから、ことしからパスワークでボールが廻るようになってきていて、オープンな状況になれば廻されることも十分にありうる。コンパクトさを保ちつづけるよう努力しないと、なかなか(対戦チームが)主導権を握れる相手ではないと思います」

4-4-2のフォーメーションで全員が連動し、まじめに守る。攻撃ではサイドから仕掛けてクロスを入れる。そこにブラジル人のプレーメーカーがいて時間と空間を操るかのようなパスを送り、決定的な場面をつくって質のちがいを見せる。オーソドックスなフットボールをこつこつと繰り返す新潟を抑えるには、迎え撃つ東京も隙を見せずにまじめに対峙しつづける必要があるということなのだろう。
ただ、暑熱が運動量に影響を与える季節を迎え、運動量を保ち、コンパクトな陣形を維持できるかどうかについては不安が残る。そこはどう考えているのか。
「ハードワークはわれわれのベースとして、状況がどうであろうが誰が出ようが、このチームが戦うにあたって絶対に必要なものです。加えて、広島戦で見せたような主導権を握る戦いですね、

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