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【有料記事】サイドバック戦線に名乗り! 柳貴博「本気で狙わないと狙えないので。マジでがんばっていきます」(2016/03/24)

サイドバックと言えば、上背がそれほどなくとも豊富な運動量による上下動と精度の高いクロスで認められている選手が多いポジションだ。しかしディフェンダーとして考えたときに、もちろん体格がいいにこしたことはなく、実際、欧州では身長185cm以上のセンターバック級がサイドバックを務めているケースも珍らしくない。その点、日本人サイドバックでありながら183cmの高さを誇る柳貴博は稀有な存在だと言える。

FC東京U-18から今シーズン昇格を果たし、FC東京U-23ではサイドハーフの平岡翼とともに右サイドでタテのコンビを組んでいる柳。J3第1節ではチームがいいところなくSC相模原に敗れてしまい、自身も不甲斐ないプレーに終始しまったが、第2節の対FC琉球戦では気迫あふれるプレーでパフォーマンスを発揮。守備では相手ボールホルダーに激しく当たり、あるいは高いボールを跳ね返した。攻撃では平岡同様、相手守備陣を切り崩す武器となり、2アシストをマーク。矢島輝一のヘディングによるゴールをアシストした1点めの場面では、右利きながら右サイドから左足で高い精度のクロスを放った。このプレーに、

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