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【有料記事/第2報】レポート◆早くも効果をあらわしつつあるU-23~平岡翼「特長を出そうという意識を強く持った」安間貴義コーチ「ただJ3優勝をめざしているだけの選手になってほしくない」【本文3,750文字】(2016/02/22)

練習試合対東京武蔵野シティFC戦、勝利を決定づけるスーパーなミドルシュートをゴールに突き刺し(4-1)、ガッツポーズの平岡翼。

練習試合対東京武蔵野シティFC戦、勝利を決定づけるスーパーなミドルシュートをゴールに突き刺し(4-1)、ガッツポーズの平岡翼。

これには野澤英之もにっこり。

これには野澤英之もにっこり。

21日におこなわれた練習試合対東京武蔵野シティFC戦は、若手中心で実質U-23のFC東京が快勝した。4-1というスコアだけでなく内容的にも起伏があり収穫も課題も浮上、早くもU-23が持つ教育的機能を確認できた試合だった。1ゴール1アシストの平岡翼、この一戦でU-23運用の感触を掴んだ安間貴義コーチの言葉を借り、このチームが持つ可能性についてレポートする。

◯激しい当たりに晒されながらも結果を残し、試合のなかで自信をつけた平岡翼

「肘が入ったんです」と頭部に氷を当てる平岡翼。激闘の代償だ。思いきり外してしまったシュートもある。しかし勝利を引き寄せるアシストとゴールで結果を残し、もちろん表情はあかるい。反省の弁にも前向きなトーンが漂う。
「一つひとつの、自分の特長を出したときの最後までの精度が上がらない。チームとして勝つことができ、結果を出せたのですけれども、トップ(の試合)に出るというところではまだまだだな、と思った試合でした」

足りない面があるとはいえ、この日の平岡はチームの武器になっていたし、セカンドハーフにかぎってはチームを牽引するパフォーマンスを発揮していた。その手応えが残っているのも確かなことだ。
「2-1(に追い上げられている)の苦しい場面で自分がどうにかしてチームを楽にしたいという思いもあったので、

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