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【有料記事】激戦区のボランチはどうなる!?◆橋本拳人「まずはしっかり戦う。そして攻撃に絡めるボランチになる」(2016/01/23)

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◯ニューイヤーカップでの出場機会は?

早いもので、いよいよあす24日からニューイヤーカップが始まる。沖縄ラウンドはFC琉球、コンサドーレ札幌、東京ヴェルディとの総当り三試合。キックオフの瞬間には、はたしてどの11人を拝むことができるのだろうか。
城福浩監督は「試合に出られるコンディションの選手とそうでない選手がいる」と言っている。フィジカルが整っている選手だけがニューイヤーカップで多くの出場時間を得、アピールできるわけだが、ここに入ってきそうなのが橋本拳人だ。橋本は、始動日の時点で既にこう言っていた。
「あまり去年のベースを落としたくなかった。試合もすぐ始まりますし、コンディション的にもいいかなと思います」

橋本が挑むのは特に激戦区となるボランチでのポジション争いだ。昨年はひとりのアンカーとふたりのインサイドハーフ、三つのポジションに散らばっていたボランチタイプのミッドフィールダーが、ことしはドイスボランチ、ふたつのポジションに押し込められることになる。マッシモ フィッカデンティ監督時代の終盤にインサイドハーフで頭角をあらわした橋本であっても、決して安穏としてはいられない事態だ。しかもことしは韓国代表経験者のハ デソンが加入し、さらにボランチの層が厚くなっている。

FC東京にとり、ディフェンシヴなポジションの選手は、スタイルの確立にかかわる重要な意味を持っている、
今シーズンはゴールキーパーの権田修一が期限付き移籍で不在となっているが、徳永悠平、森重真人、高橋秀人、米本拓司は健在。彼らはここ何年か移籍せず東京でプレーをつづけていて、その間の経験を消化、チームの強化に貢献してきている。監督が二年ごとに交替するぶん、東京がどういうサッカーをするかは、選手の中身に残ったものに左右される傾向が強いのだ。

昨年までの東京と、ことし城福浩監督が上積みするものを理解し、かつ、

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