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【今週の小平】コラム◆中島翔哉、冨樫剛一監督の人柄を思い起こす(2015/07/27)

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コラム◆中島翔哉、冨樫剛一監督の人柄を思い起こす

7月26日のJ2第26節で京都サンガF.C.に勝ち、1-0での三連勝を飾って4位に浮上した東京ヴェルディ。試合後、冨樫剛一監督は次のような言葉を残している。

「自分はたぶん、いい監督ではありません。すごくいろいろな経験をしてここにいます。実際には、いろいろな監督をトップや育成で見ていくなかで、どこまで選手に対して要求をし、どこまで自分たち(コーチングスタッフが)がまんをするか、というところは、すごく自分のなかでも難しい……ただ、自分はここで育ってきて、ここの選手たちはすごくサッカーの話ができる。それは育成のときから自分もそうであったし、ここの指導者にはすごく深みを持った教え方をしていただいていたので、自分もそうなれたらいいなと思います。瞬間の判断を含めて自分がどこまでトレーニングのなかで首をつっこんで、彼らに余計なストレスを与えて判断ミスをさせない……というよりはじゃまをしない、いいコミュニケーションをとっていいサッカー観を話しあうことができていると思います。そこが、選手たちが判断よくプレーできているところ(原因)なのかな、と思います」

ヴェルディまたはヴェルディ出身の選手たちは、サッカーをよくわかっていて、深い認識を交換できるのか。中島翔哉にそう訊ねると、彼は首をタテにふらなかった。
「冨樫さんだから選手は話しやすいんだと思います。ヴェルディだからというよりは」

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