青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

【多摩川クラシコ第2報】コメント◆「完全に崩された」(東)「ドルトムントの戦い方を意識した」(石川)/東慶悟、梶山陽平、羽生直剛、石川直宏(2015/07/12)

コメント◆「完全に崩された」(東)「ドルトムントの戦い方を意識した」(石川)/東慶悟、梶山陽平、羽生直剛、石川直宏

◯東慶悟の談話

──失点をするまではプレッシャーも効いていたようですが。
東慶悟 (試合への)入りもすごくよくて、前半は連動して守備がいい感じでできていたと思うし、そこでゴールがあれば結果的には変わっていた部分があると思いますけれども。まあ、たらればを言っても仕方がない。やっぱり相手のほうが巧く、強かったというだけだと思います。
あれ(プレッシングの効いた守備)を90分間つづけてやらないといけないし、そのなかでゴールを生み出していかないといけないので、非常にタフな試合でした。ぼくとナオさん(石川直宏)と(前田)遼一さんはすごく前から守備をしながらも、もっともっとゴールに行かないといけない。そのぶんフィジカルが必要で非常に苦しい試合でした。そのなかで相手にゴールを奪われるとゲーム展開的にも難しかったと思います。

――たらればになってしまいますけれども、1点でも、前半なり後半の立ち上がりに獲っておかないといけなかった。
東慶悟 そうですね。いい時間はありました。セットプレーの回数が増えたなかで得点できれば試合の行方も変わりますけれども、サッカーではそれはただの言い訳だと思う。きょうは川崎のほうが非常に強かった。いいサッカーをやられたな、と思います。

――やられた原因は自分たちが浮足立ったのではなく、疲労はあったかもしれませんが、その時間帯に相手の強さが際立ったから。
東慶悟 まあ、そうですね。ぼくたちもしっかりとリスク管理をして。1失点めはフリーキックからですけれども、サイドから中に折り返されて完全に崩された。相手が巧く、自分たちはいい準備ができなかった。すぐに次の試合があるので、改善して、きょうの負けを引きずらないように臨みたいと思います。
きょうはほんとうに川崎がよかった。落ち込んでも仕方がない。すぐ切り換えて新潟戦に向けてがんばりたい。

◯梶山陽平の談話

──点を獲られるまでプレッシャーをかけることができていたが、保たなかったのは体力的なものか、それとも相手が巧かったからですか?
梶山陽平 相手が巧かったのはありますけれども、前半、自分たちが、高い位置で奪ったときに、しっかりと決めていれば、という試合展開だった。そこは、狙いどおりに高い位置で奪った何本かでしっかり決めていれば守りきれる力はあるので。自分たちのかたちに持っていくためにはそういう機会をしっかり決めることが大事かなと思います。

◯羽生直剛の談話

――監督も選手もみなさん、獲れるときに獲っておけばと口々に言っていますが、戦術よりもそうした試合運びや戦略の部分でほころびがあったのでしょうか。
羽生直剛 もちろん点を獲りたいですけれども、獲れないときもありますし。前半に関してもどっちのリズム、という時間帯があったと思う。獲れなくて相手のリズムがあり、後半にも相手のところがあって、あそこをしのげればもう一回自分たちのリズム(時間帯)が来たかもしれないし、2失点めを獲られないようがまんできれば最後に(1-1の)同点に追いつくチャンスもあったかもしれない。

(残り 3038文字/全文: 4352文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ